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2024/11/16

アニメ『ダンダダン』第七話を観て号泣しました。
もう少し先のシーンだけど、ふとお祓いシーン思い出して、X JAPANの紅を聴いてます。

「お祓いだぁぁぁあ!!!」

……あの場面は映像で見たいですね、ええ是非。

『ダンダダン』は、洒落怖妖怪たちが現代妖怪へと変わっていく感じがするので好きです。

今年の春、横浜のSOGOで開催されていた『水木しげるの妖怪 百鬼夜行展』という展示に足を運びました。
その展示の締めくくりに、水木しげる先生のこんな言葉がありました。

日本は電気が普及して、日本中明るくなりすぎたのに加え、世の中全体が百鬼夜行の様相になったのにおびえて、本物の妖怪たちが姿を消しつつある。

水木しげる先生のことを大尊敬している私ですが、この言葉には異論があります。
今でも妖怪たちは生まれ続けています。たとえ街の暗がりが消えてしまっても、インターネットの暗がりから新しい妖怪たちが生まれてきている。
もしインターネットから暗がりが消える日が来たとしても、妖怪たちは新しい暗がりを見つけて、そこから生まれてくるでしょう。

ネット怪談から生まれたキャラクター達が、やがて現代妖怪の一員として定着していく。
ネット怪談や都市伝説という側面が風化し、妖怪としての性質だけが残っていく……。

ターボババアや口裂け女の後ろに、クネクネや八尺様、ヤマノケが続いていく様は、まさに百鬼夜行そのものです。

誰よりも妖怪に詳しい水木しげる先生すら予想しなかったこのしぶとさ!グッときます……。

100年経ったら、洒落怖のキャラクター達も妖怪として当たり前のように扱われるようになっているかもです。

そんな未来を夢想すると、なんだか浪漫を感じるんです。

……妖怪……いいよね……。

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