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無知なことは恥 〜新人ADの戯言〜

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

社会人一年目の新人ADです。

もう年の瀬、今まで以上に忙しくなってまいりました。
(どこもかしこも忙しいと思いますが)

突然ですが、歳を取るのは嫌だな〜と思うことってありませんか?

くだらないダジャレを連発するだとか、ワードセンスが古くなるだとか…
自分の刃は常に研磨していかないと切れ味が悪くなるものです。

それと同じような話なんですが、
「知らないことを偉そうにいうなよ!」
という話です。

番組の企画で人気上昇中のあるコンテンツを紹介しようと会議で話が進んだのですが、50歳オーバーのディレクターとプロデューサーは、

「それ面白いの?全然知らないけど」
と一言。

僕の尊敬する芸人、有吉弘行さんは数年前、
大先輩のダウンタウン浜田さんにこう言いました。

「知らないことを偉そうに言うなよ!」
「知らないことは恥だと思え!」

有吉さんはラジオを聞いていても新しいものに常に目を向け、それでいて自分の価値観を他人に振りかざすことなく、有吉さんならではの観察眼で面白いものを見ています。

こんなに有名になって、売れっ子になったら
天狗になってもいいはずなのに色んな目線を持ち合わせています。

全員が全員、有吉さんみたいであれ!とは言いませんが自分が知らないものに関して、興味や関心を削いで探究心を持たないことはクリエーターとして如何なものかと思うのです。

「知らないことを偉そうにいうなよ」

会議中、マイクをミュートにして空の言葉をパソコンに飛ばしました。

そう思うと共に自分もそんな節があったり、将来あんな風になりたくないと考えました。

自分が面白いと思うものを大切にすることも大事ですが、他人が、不特定多数が面白いと思うものはどこかしらに面白い要素が必ずあると思います。

マンガにしても映画にしてもテレビにしても
どんな媒体であれ、そうです。

見方を変えれば長年の経験からテレビ向きではないかどうかの目線も築かれるのかもしれません。諦める線引きもわかるのかもしれない。

そう思えばおじさんおばさんの考えも理解できなくは無いです。

でも、知らないことを「私知りませーん」と言っていいのは高校生までじゃないですか?

もう一度言います。

「知らないことを偉そうにいうなよ!!」

すみません、熱が高くなってしまいました。
よそはよそ、うちはうち。
そんな人たちの考えや首を動かせるように精進したいと思います。

新人AD頑張ります。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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