カルチャーセンター潜入日記
ハタチの頃、カルチャーセンターの俳句講座に通っていた。
ジジババの皆様方に可愛がられ、大事にしてもらい、毎回新鮮な学びを得ていた。
それから30年が経ち、今日は久しぶりにカルチャーセンターの単発講座に参加してみた。
教室内には、同年代と思しき方から私の親くらいの方まで、おしゃれした御婦人方が30名ほど。
開始時間にはまだまだ早い時間からほとんどの受講生は席でスタンバっており、学ぶ意欲が充満していた。
英語の自己紹介(!)で判明したが、かなり広範囲な場所から集っていて、趣味も多彩。
そして、90分で約4,000円という受講料を厭わず、いくつになっても何かを習得しようという方々。
まずは講師の先生(NHK Eテレでもおなじみの佐藤久美子先生)が、自ら楽しんで授業をしているのが伝わってきて良かった。
ノリノリの講義や無茶振りにも臆せず、いちいち「えー!むずーい」とか言わずに粛々とやっちゃう受講生の姿は頼もしい。
益田ミリの『ほしいものはなんですか?』というマンガの中で、「女の人って習いごと好きだよね」って言われた主婦が「人生をマシなものにしたいからじゃない?」と答えるシーンが印象的だったけれども!
満たされない思いを埋めるためかもしれないけれども!
やはり日本の高齢化社会と経済は、熟女が動かしていくのだね、と思いました。
今回の講座で、自主勉強の方法をたくさん教わったので、今日から実践していこうと思った帰り道。
三日坊主で終わるかもしれないけれども…