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働きながら6ヶ月で行政書士に合格する方法について【2025最新版】

この記事では、私が2年前に合格した行政書士試験について、どのようにすれば働きながらでも合格ラインに届くか、当時を振り返って考え抜いた回答を共有するので、短期間で効率的に受かりたいのであれば、是非ともこれを見てほしい。


試験の概要を知ることが第一歩

当たり前だが、何よりも重要なのはまず、敵を知ること。
そこでいうと、行政書士試験は、法律系国家資格の中でも幅広い知識が問われる試験だ。試験範囲は大きく分けて憲法、行政法、民法、会社法、一般知識(政治、経済、情報通信など)に分類される。
出題形式は記述式と択一式の組み合わせであり、高度ではないがそれなりに総合的な学力と理解力が求められる試験だ。

(引用元:https://ddnavi.com/serial/686909/a/)

上表のとおり総得点は300点だが、合格基準点は180点(60%)であり、問題の難易度を踏まえると決して難しいというわけではない。
ただ、これには条件があり、法令が122点以上、一般知識が24点以上ないと、たとえ合計点が180点を超えていてもアウトになるため、どちらかの対策だけで乗り切ろうとするのは得策ではない。

効率的な学習計画を立てる

さてここからは、具体的な学習計画の話に移ろう。
なんといっても合格の鍵は、計画と繰り返しの復習である。
具体的に、試験勉強をスタートする際には、以下の3つのポイントを押さえることが重要と考える。 

  1. 試験日から逆算したスケジュール作成
    勉強を始めるタイミングは早ければ早いほどよい、というのは当然だが、個人的には準備期間は6ヶ月程度で十分だと考える。
    →この点については、次章で教材紹介とともに、それぞれをどれくらいのスパンで、どのようにこなせば良いか、説明するのでそれを参考にしほてしい

  2. 苦手分野を早期に見極める
    行政法や民法は配点が高いため、重点的に学習すべきだ。特に行政法は頻出分野が限られており、効率的な学習が可能。
    →ここは本当に強調してもしすぎることはない。とかく初学者は教材の頭にくる憲法に時間を使いすぎ、本当に重要なこれらの科目に入るのが遅れる傾向がある。特に民法にも触れていないのに色気を出して憲法の基本書、百選など買い出したら不合格ロードまっしぐらである。

  3. 過去問で出題傾向を把握する
    過去問を繰り返し解き、試験の出題傾向に慣れる。単に問題を解くだけでなく、間違えた箇所を分析し、理解を深めることが大切。
    →この点も次章で詳しく書くが、過去問というのは本当に重要だということを押さえて欲しい。

おすすめの教材と具体的なスケジュール

教材選びこそ本試験の合否を左右する重要なポイントであり、それを元にどうスケジュールを組むか、が本稿の最大のポイントだ。
私は以下がベストだと考える。

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