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2011年11月●日(月) 曇りときどき晴れ ともだちのおうち

このまえMちゃんが言っていた。「Mちゃんね、ママのお腹の中にいる時、おもちゃがなくて遊べなかったの。お外に出たらおもちゃで遊びたかったの」

何をするにも「ジャムおじさんがして!!」というMちゃん。布団干したり、洗濯物干したり、掃除機かける時まで。あまりに言われると、ママの存在自体を否定される気がして、「ママがするの!」と言うと、ギャ〜ッっと泣き出す。あたしはそういう時折れることができない。心は痛む。涙をたくさん流しながら、一生懸命口をあけて泣くMちゃんの姿を見て、自分のしたことにまた涙が出てくる。日々それの繰り返し。それがMちゃんの成長をさまたげてるのではと自分の存在も否定したくなってしまう。それがMちゃんの存在への否定になってしまうということを頭の中ではわかっている。日々の迷いがMちゃんへ向かっている部分があると思うと、反省するけどどうすることもできない。
今の自分に腹が立つ。自分と同じ苦しみは与えたくないと思いながら同じことをしているのではという恐怖から、全てを投げ出したい。逃げたくなる。楽になりたい。苦しさ、もどかしさから。大好きなのに傷つけてしまう。

お母さんへ家族であるふりをしてごめんなさい
Hへ好きでもないのに、覚悟もないのに結婚してごめんなさい
Mちゃんへ 大好きなのに傷つけてばかりでごめんなさい
母親になりきれなくて本当に本当に ごめんなさい
ごめんなさいと言うことしかできなくて ごめんなさい
受け入れる覚悟ができてなくて ごめんなさい

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