推しの子最終回雑記
次のページを見たいけど、進むと話が終わっちゃうなあと切なくなりながら読み進めました。推しの子最終回の内容を含みます。
さあ読むぞと思ったら「現実って辛いよね」と一ページ目で現実に気持ちを引き戻されちゃって、嫌なもやもやが頭に浮かんじゃって、ルビーが悲しむ姿を一歩引いたところから見ていました。
でも自分よりも大きな悲しみを背負ったルビーが、感情ぐちゃぐちゃのままで泣きながらでも立ち上がって、苦しいまま駆け出していって。彼女は強いな、自分もこの嫌なもやもやを持ったまま生きるんだよなとなりました。黒い星は消えないから、白い星で上書きして笑顔を作って、みんなに元気を与える彼女の眩しさに胸がいっぱいになります。辛いことがいっぱいあってすごく大変だけど、それもひっくるめて楽しい仕事!と言ってアイドルを天職にして、幸せを掴み取ったんだなと涙が出る。アイとアクアが一緒にいてくれるのが一番だったろうに。読者として裏側をみちゃってるから、ルビーが見せたい完璧で究極な姿ではないんだろうけど。黒髪のファンにはどんなに眩しく映ったんだろう。ディスプレイで見てよかったな見開き、涙腺が決壊した。
かなちゃんは怒ってる姿が似合うなぁ。口を大きく開けて感情を表に出して、全力で生きている姿が大好きです。MEMちょを泣きながら引っ張って、ルビーも守って、仕事にも全力。自分もすごく辛いだろうに。時々思い出すんだよね。忘れたいわけじゃないけど、ずっと思うには重すぎるから。ギャー!という姿をみるとやさしく笑顔になれる、推しの子です。
MEMちょツノ折れたって何。休止?今見返してるとツノがONOFFスイッチなの10年後ランボさん思い出してフフッとなってる。そうかルビーのお話として読んだから気づかなかったけど、MEMちょにとってもドームは夢の舞台で、その嬉しさもあるのか。よかったなあ。
あかね・・・なんてモノローグが似合うんだ・・・。アクアの理解者として落ち着いて語ってるから女の子ということを忘れてたけど、まだ心ここにあらずじゃん!想い人と亡くした女の子!もっと泣けー!!!
ミヤコさんも監督もみんなみんな前を向いて生きてるんだな。辛いことがあっても人生ってやつはやり直せないし終わってくれないから。ずるいなあアクア。こんなに辛い世界にみんなを置いて行っちゃった。でも一番辛いのがお前ってわかるから何も言えない。居たかったよねこの未来。それでも自分を犠牲にして。本当にお疲れ様。
いってらっしゃい!最終巻の描き下ろし楽しみ!