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自然から学ぶデザインノート④

今回のデザインノートは学生時代に卒業旅行で訪れた
鳥取砂丘です。

広島から帰る途中にぶらりと足を運んだ記憶があります。

デザインノートを書くうえでの要点です。

・私が主観的に感じ考えたことを言語化。
・自分が将来設計活動をするときのための記録。
・このノートを見て自然を好きになる人がいれば嬉しい。

鳥取砂丘の風景。

砂丘の先にある海を見るために丘を超える人々の姿。

砂丘の第一印象は「広い」です。
そこから徐々に空間のおもしろさに気かされます。

まず、砂の素材のおもしろさです。
歩くと足跡がつき、子供は山を作ったりします。
ひたすら穴を掘る人や線を書いたりと
自分の世界に没頭してみんな楽しそうです。

次に高低差の魅力です。
低い場や高い場がありその先には広い海が広がります。
人間は普段、家からすぐに着くコンビニに行くときですら
歩いて行く事をめんどくさいと思いますが
砂丘ではみんなが砂丘の先に広がる海を見るために
一生懸命歩きます。
もちろん海が綺麗という魅力もありますが丘を
登りきった者にしか見えないという高低差の魅力と
丘による死角の効果も絶大だと思います。

壁のない空間に身を置くと心が開放されます。
盛土やアースワークでできた起伏や樹木による壁(仕切り)は
見えない景色を想像させる力があると思います。

しかし人工的に作られた壁は空間の
認識がそこで止まってしまう気がします。
自分の世界にこもれる良い点もあるが
やはりどこか息苦しさがあり、
特にコンクリート造だとより閉鎖的に感じてしまいます。

自然と人工の違いは壁があるかないかが
ポイントかもしれません。

今回のデザインノートは以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

緑ノ姿

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