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天上、マスターへの行き方

最近、格ゲーがブームとなっており、ストリートファイター6やギルティギアストライブ、グランブルーファンタジーバーサスライジングなど、様々な魅力あるタイトルがリリースされている。

自分の推しのストリーマーがスト6やギルティをやっているところをみて興味を持った方もいるだろう。かくいう筆者もその一人で、とある配信者がスト5をやっていたのを見て格ゲーに興味を持ち、過去にキャラがカッコイイ&カワイイという理由で興味を持っていたギルティギアを買い、今に至る。

ただ、格ゲーは難しいジャンルである。今でこそモダン等のワンボタン必殺技が浸透しカジュアルな印象を受けるが、罠である。めっちゃむずいよ。

コンボや立ち回りなどの自分のキャラを自由に動かせるようになるまでの練習、相手のキャラ対策の練習、そのゲーム特有のシステムを使いこなす練習などなど・・・上達のためには多くの時間を費やさなくてはならない。
逆に言えば、時間さえかければおのずと結果が出るのか格ゲーの魅力でもあるのだが。
それにしたって時間が足りねえよ!という人も多いだろう。

実際筆者もギルティやスト6で天上、マスターに行くまでにかなり苦戦したし、ガチギレしていた。

そんな人物だが、一応は2つのゲームで最高ランクには到達できているので、どのようにして上達したのかをここに残していく。役に立てれば幸いである。

自分のキャラを動かせるようになる。


当たり前だが、どんなことでも基礎が大切である。ゲームでも、スポーツでも、勉強でも。

「どんなに優れた達人であろうと、基礎を重んじる」byリヴィアのゲラルト

自分が使うと決めたキャラの技の性質を理解し、振るべきシチュエーションを理解する。そしてそのシチュエーションで、「振りたいと思った技を振れるようにする」ということが重要だ。

例えば、スト6でリュウを使ってみるとしよう。間合いが遠く離れた距離では波動拳が最適だ。そして相手が弾を飛んで来たら昇竜拳で撃退できるとなおいい。

コンボも簡単なものでいいからできるようになるといい。最初は難しいと思うだろうが意外と何とかなるものだ。

この時にちゃんとコマンド入力ができるようにする、相手が近づいたら波動拳を打つのをやめる、というところまでできるようにしよう。これはトレモやCPU戦でつかめる。もし対人戦が怖いと思った方はそれでやるのがいいだろう。

そのゲームのシステムを知る


スト6のドライブインパクトに・・・
GGSTのロマンキャンセル 様々な用途に使う

スト6はドライブゲージとSAゲージ、GGSTはテンションゲージとバーストゲージ。ゲームによってそれぞれシステムが異なる。例えばスト6はドライブゲージを使用することでドライブラッシュやドライブパリィなどの強力な行動をとることができる。そしてSAゲージを使用することでキャラ固有の超必殺技を放てる。
GGSTはテンションゲージを使用してロマンキャンセルや超必殺技といった行動をとることができ、バーストゲージを使用することで相手のコンボ中に割り込むことができるサイクバーストや相手との距離を離せるディフレクトシールドといった行動ができる。

これらのシステムを理解することは勝利に直結するといっても過言ではない。スト6では中足ラッシュという行動が強かったり、GGSTでは赤ロマキャンでコンボを伸ばすという行動が強かったりする。

理解するということは、こういった強い行動を知るというところまでセットだ。どういうところで使うと強いのか?自分のキャラはどういったシステムを強く使えるのか?というところを調べ、考えて立ち回りに活かす。
もちろん、活かすのが難しいシステムは後回しにするべきだ。ドライブパリィとかそこらへんのことである。

細かいところだが、最速技のフレームも調べておくといい。例えばスト6は全キャラ共通で4Fで、GGSTはキャラによっては3Fで大抵は5Fだ。これを覚えておくと相手の技をガードした後の確定反撃はあるかを知ることができる。


相手のキャラを知る

先に行っておくが、キャラ対策という意味ではない。
キャラ対とは「このキャラのこの技にはこの技が勝つ」「この技はジャスパして~」のような、もっと踏み込んだものである。
キャラ対策はまだ早いし必要ない。

あくまで知識、勉強である。「たかがゲームに勉強なんて・・・」という人もいるかもしれないが、勉強の成果が出るのはいつだって楽しいものだ。

あくまで相手のキャラがどんなキャラなのか?どういうことをしてくるキャラなのかということを調べるだけにとどめる。得意な間合いを調べ、それを避けて戦うのが良い戦い方だ。

また、相手がよく振ってくる技の特徴を調べるといい。例えば、ギルティギアのジオヴァーナのトロヴァオンという突進技は発生が遅く、全キャラ共通で6pに負けてしまうものの弾をかき消し、ガード有利という技だ。

相手がよく振ってくるということはそれだけ強い技だということだ。技の特徴すら知らないと初見殺しされるばかりだ。

ここからはフレームの話になってしまうのだが、トレモで技を調べるという過程で何を調べればいいの?という疑問だが、「確定反撃」を覚えるのが第一優先だ。

例えば、ベガのダブルニープレスは「ガード時のフレームだけを考えれば」-5なので確定反撃がある。これを知らなければ相手視点ではダブニーを振ってるだけで勝ててしまう。これではよくない。
相手の技のガード時のフレームは覚えていた方がいい。何も全部覚えなくてもよいが、最低限確定反撃がある技と、ガード有利の技は覚えておこう。

筆者はろくにトレモもせずにランクマに羽ばたいたため、すぐにシンにぼこぼこにされ灰になってしまいました。ぜってえ許さねえぞシンキスク。

起き攻めと端攻めを知る

格ゲーの勝利条件は、相手の体力を0にすることだ。当たり前のことだが、どうやって相手の体力を削るのか?ここを知らなければ勝利は遠いだろう。
そして起き攻めは、相手の体力を削る大きなチャンスとなる。

スト6は多くのキャラで柔道が強い。というか柔道ができなくても投げは強い。
理由はもちろん、ガードできないからだ。ほとんどの打撃技はしゃがみガードでガードできるが投げはガード自体出来ない。

投げ自体はバクステ、ジャンプ、投げぬけといった行動で避けることができる。しかし、バクステとジャンプは打撃技とかみあったら被弾してしまう。

投げぬけは遅らせグラップというテクニックを使えば打撃と投げの両方をケアできるが、投げ釣りをされ投げを空ぶってしまえばフルコン確定である。無事死亡である。

打撃と投げの2種類の攻めを使えばどんな相手だって崩すことができる。スト6では最初は画面端では投げ重ね、打撃重ね、投げぬけの3通りを駆使すればある程度勝てるようになるだろう。

ギルティギアは中下択が強いキャラやスト6のように打撃と投げを駆使するキャラなど多種多様である。自分のキャラが強い攻めはなんなのかを覚えよう。

正直小難しいテクニックする暇あったら崩せる状況を作って攻めてください。そっちの方が圧倒的に楽だし効率的です。

難しいテクニックは後回しにする

初心者が一番陥りやすい罠である。
青ロマ中段だとかジャンキャンスクリューだとか。

いらん。忘れろ。そんなことできなくてもマスターにはいける。ソースは俺。
もちろんできるならできたほうが良いのは確かである。しかし、初心者であるあなたはそんなことをする暇があるなら対空できるようになったり起き攻めや端攻めを練習したほうが良いはずだ。

まあ、梅喧の低空妖斬だったりジョニーの低空ミストだったりの難易度がそこそこ易しくリターンが絶大なテクニックは練習してもいいのだが・・・ただ、キャラを動かすことすらままならない方はこれも取り組むべきではない。

コミュニティに入る

正直今までの全部忘れていいです。ディスコなどのコミュニティを活用して下さい。それだけであなたは順風満帆な格ゲーライフを送れます。

筆者は一緒にやってくれる仲間がいなければとっくに格ゲーは投げてます。
それでもここまで楽しんでプレイしてるのはわいわい楽しめる環境があるからです。

ランクマよりカスタムのほうが楽しいです。一人でランクマやるよりランクマを見てもらってワイワイするほうが楽しいです。一人でキャラ対するよりみんなでキャラ対するほうが楽です。自分で試行錯誤するより自分より上手な人に教えてもらう方が圧倒的に効率的です。

あなたがするべき努力はコミュニティになじんで活用する努力です。
終わり。

まとめ

システムも含めてキャラを動かせるようになり、相手のキャラの特徴を知って、攻め方を覚える。最低限これだけ覚えていればどうにかなる。

そうして詰まった後にもう少し踏み込んだキャラ対策や新しいテクニックを覚えるのが良い。

そして、コミュニティは大切である。自分に合ったものを見つけて入ろう。
友達いっぱい、楽しいよ。






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