救世主
私は親との距離が近くない。
"連絡ないのは元気だという証拠"
を口実に上京して半年以上
一切の連絡を取らなかった。
でも最近、それがちょっと好転してる。
理由は彼。
どうしても実家を頼らないといけない時があり
その時親に挨拶してくれて
父と連絡先を交換してくれた。
私が居なくても
親が興味ありそうな自分の活動に
声をかけて誘ってくれて
とても大事に思ってくれている。
そんなことを言ってくれる人は初めてで
私が両親に対して良かったねって思ってしまう。
親の面倒見る気持ちがない訳ではないけれど、思春期に迷惑をかけた兄が親の面倒を見るべきでしょって思いがベースにある私。
実家を頼りまくってる割に、感謝が全然見受けられない兄。
親的には苦労して乗り切った子供の思春期。
手を掛けた息子は素っ気なくて
気にかける余裕がなかった娘は冷たい。
60過ぎてそんな子供達に向き合ってる両親。
老後は2人でなんとかしていくしかない。
父がいつか言っていた。
そんな我が家に
両親を大事に思ってくれる人が現れたのだ。
これはもう、間違いなく救世主!
彼が私を愛してくれて
産んでくれた両親も大事にしてくれる。
それによって私も両親に対する感謝が生まれた。
更には、"義両親"というものに嫌悪感があった私が
彼のご両親に感謝を持って接することができている。
感謝が感謝を呼んで
愛が愛を繋いでく。
そんなイメージ。
感謝がベースにあると
人に優しくできる。
身内ってどうしても反発してしまったり
素直になれなかったりするけれど
変に捻くれず
真っ直ぐ愛で包めるように
少しずつでも変わっていきたい。
いつか訪れる
両親との別れを
後悔なく穏やかに
迎えられるように。
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