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「はじめて」を積み重ねて見えてたものとは?【2021年振り返り】

こんにちは!大掃除5日目=大晦日となってしまいました(大掃除しすぎやろw)、はたなかみどりです。みなさま今年もお世話になりました。たくさん助けてもらって、泣きついた1年でしたが、それでも繋がってくれてる友人、大きな器で応援してくれてるファンのみなさま、そして家族や仲間達にまずは感謝でいっぱいです。ありがとう!

 
  
光を超える速さで過ぎた2年
  

光を超える速さってどれくらいなのかは謎ですが、今年は前半の記憶が曖昧なくらい(まあいつもそうだけど)、いろんなことがあった1年でございました。大掃除の合間に振り返りをしたらこんな感じになったよ! 

字が小さくて見えないですよね(涙)、ピンクのペンで文字にラインを引いている月が「ターニングポイント」的な月なんですが(2月、6月、10月、11月)1年に4回もターニングポイントがあるってターンしすぎですね…。まあでも自分にとっておっきな「変わり目」「節目」となる月でした。
 
タイトルにあるように、今年は自分の中での「はじめて」となることを積み重ねた1年だったんですが、具体的にはこんな「はじめて」に出逢った気がします。ざざっと並べてみます!
 
 
 

2021年に出逢った、「はじめて」


はじめてのMV(ミュージックビデオ制作)
・はじめてのデジタルリリース「素直になれない人のうた」 
・はじめてのワンマンライブ(オンライン開催でしたが)
・はじめての本格的なフェス作り(1行で書けないくらい濃いwwww)
・はじめてのストリートピアノ
・はじめてではないけど久しぶりな路上ライブ(初ちゃうんかーい)
・はじめてのアルバム制作とリリース
・はじめてバックバンド付きでライブ
・はじめてのリキッドルーム出演!
・はじめてではないけどボイトレ始めた♡(先生が最高です)
・はじめての本格的なフェステーマソング制作!!!
・はじめて弦楽器を入れてのレコーディングに挑戦

 

などなどあげればキリがないくらいの初めてを体験した年でした。
ここには書けないことも色々あったんですが、とにかく前半は「ICHI FES」というフェスを作ることに奔走していて、後半は自分のCDのリリースや路上ライブなどで駆け回っていた感じです…!まあ、「何をやった」も大事だけど、もっと大事なのは「何を大事にできたか」とか「何を学んだか」みたいなところだと思うので、そこにフォーカスを当てて書いていこうと思います。 

 
 

「仲間」と一緒にやることの偉大さに触れなおしたICHI FES


まずは、やっぱり今年の漢字を決めるとしたら「祭」とかでもいいんじゃないかなって思うくらいには、フェス作りにコミットした1年でした。でも私、フェスなんてちゃんと作ったことはなかったのに言い出してしまって、想像を10倍くらいは超えてくる大変さに心が何度も折れておりました(今だから言えるけどw)。
 
 
フェスを作るのって、単純に小さなイベント1個作るのとは全然違っていて、とにかく関係者が多い!お金がかかる!時間がかかる!「人・金・時間」が物凄く動くのがフェスだなあということを体験しました。特に、私たちは開催1ヶ月前にコロナの影響でオンラインになったので(なったというか言い出したのは私ですが)、その分開催ギリギリまで深夜のミーティングを毎日重ねるような日々を送っていたんですよね。詳しくはイチフェス振り返りのインタビュー記事をただいま作成頂いているので、そちらでって感じなのですが、とにかく大変だった。(ああもう、大変って言葉しか出てこないwww)

フェス本番の様子。チームメンバーの一部と。


クラウドファンディングをしても最初全然うまくいかなくて。毎日泣きながらみんなにDMしたり、毎朝仲間と「朝活」的に作業タイムを開いていたり、たくさんの大人に泣いて電話して頼ったり。その結果なんと600人以上の人が400万円以上のお金をご支援してくださって、たくさんの温かいメッセージを送ってくださって。そんなのも今となってはいい思い出。
 
ただ、プロセスの中で確実に「傷ついたり」「痛みを伴った」自分もいて、それをフェス後に癒すのには実はちょっと時間がかかっていたなあというのも今だからわかること。「リーダーだから」という枕詞で置き去りにしてきた自分の心の欠片がたくさんあったんだと思う。


また、全ての仲間にとって「最高な形で終えられた訳じゃない」という事実を受け止めつつも、やっぱりその嘆きも自分の中にはあって。会場に行きたかったメンバー、東京に駆けつけたかったメンバー、「もっと当日はこうしたかった」とか「もっと準備をこうしたかった」という気持ちが少なからず誰の心の中にも潜んでいて、それをチームとして分かち合いながらも、嘆きを嘆きとして扱うことしかできなかった。だからこそ、来年はもっと関わった人々にとって幸せが溢れるフェスにしたいとも思います。
 


ああ、やばい!このままじゃフェスのことを書いて終わっちゃう…!もっと書きたいことがたくさんあるのに!(涙)でもでも、とにかくオンラインで迎えた当日ではあったけど、当日は最高でした。少なくとも自分にとっては間違いなく「夢が叶った時間」だったし、1年で1番幸せな瞬間はICHI FESのテーマソング「ひとつ」を出演者さんと歌っている時間だったなあって思う。

テーマソング「ひとつ」を歌唱している時間


そして、そう思えるフェスを作れたのは、月並みな言葉だけどやっぱり最高な仲間がそばにいてくれたからで。チームとして色々ありながらもなんとか走り切れたことを誇りに思うし、どんなに忙しくても一人一人の心を置き去りにしない、でもやるときはやる、そして何よりユニークで面白い!素晴らしいメンバーに出会えて幸せだなと思います。ありがとう!


実はフェスがスタートする前の自分の目標に「チームとして動く」というのがあったんだけど、それがフェスを通してばっちり叶っていたことにおわってから気がついて。一人じゃないってなんて心強いのだろうって思った。大変で煩わしくても、人が人と何かを一緒に積み重ねて会社を作ったり、プロジェクトをしたくなる気持ちがとってもよくわかりました。改めて。
 

 

楽曲は5曲リリース!学びと葛藤の連続だった

そして、今年は1st mini アルバム「Twenties」をはじめ、新しい自分の楽曲をたくさん世に送り出せた1年でもありました。それはとっても嬉しかった。

1st mini アルバム「Twenties」


アーティストの人たちが今までCDを制作してリリースしていくのを何にも思わずに「ふーん」って横目に流していたけど、今回CDを作ってみて収録楽曲はたったの5曲だったのに、相当なエネルギーを使ったなあと思います。私は最近活動に関して、「アーティスト視点」と「プロデュース視点」の大きく分けると二つの視点で見ていることが多いのですが、

例えばアーティスト視点でいくと、「楽曲はどんなものを書こう?」から始まって、「アレンジは誰にお願いする?」とか「アレンジの内容はどんなイメージにしてもらおう?」とか、「歌の表現はこうして〜」みたいなところをもちろん考えていく。

一方、プロデューサー的な視点で見ると、「このアルバムの位置付けは?」とか「コンセプトやターゲットは」とか「どうマーケティングしていこうか」などなどの部分に意識を向ける。フリーなのでそうせざるを得ないって感じで今はやっているけど、これが意外と両立するのが大変でした。(思えばイチフェスのときも、「演者」としての準備と、「作り手」としての準備が全然両立できなくて大変だった〜)だから来年はこの辺の仕組みもちゃんと整えていかなきゃだなあって思う。


まあそんな中で、とっても素晴らしいアレンジを手がけてくれる加藤侑作さん(かとちゃん)のお力を借りて全曲リリースし、ジャケットはファンの方が描いてくれたイラストを使わせていただき、デザインは遠藤愛弓ちゃんの力を借りてCDが完成しました。そして、それを届けていくために、西川ひろあきくんにMVを作ってもらったり、フェスメンバーのももちゃん・うっちーにミーティングに付き合ってもらって「どう届けるか」の相談をしたりして、ここでも仲間の力を借りてなんとかリリース!そしてそれをHandred musicさんがタワレコに置いてくださることにしてくれて、今この瞬間も1st mini アルバムがタワレコに置かれているのです。びっくり!

タワレコ新宿店の様子



「全然進んでない」ように見える道を振り返る


そして、今年もこんなふうに活動をしていて、「全然進んでないなあ」って落ち込んでしまうこともありました。youtubeはなかなかチャンネル登録が増えないし、ライブの集客もまだまだ大変だし、「私の音楽は誰に求められているのかなあ?」って自信を無くしてしまう夜を何度迎えたかわからない。そして、インスタのストーリーで「〜をリリースしました!」とか「〜〜でライブしました」という輝かしいアーティストさんたちの活躍を見るたびに、焦りを感じたり、時には自分にはないものが目に映ることも少なくなかった。
 
 

それでも、やっぱり自分は今人生で一番エキサイティングで、幸せだと感じるのはなぜだろう。辛いことは倍以上になったけど、それでも、「生きてる実感」が湧いてくる。そして、「進んでないじゃん」って落ち込んでる私に、「どりちゃん、こんなに進んできたね!」っていつも教えてくれて、支えてくれる信頼するコーチや夫や友達、そして何よりもファンの方々の力が大きかったのです。
 

今まではアーティストが「ファンのみんなのおかげでここで歌えてます」と舞台で話している言葉を白々しく聞いてしまうこともあったけど、今は心底そう思います。みんながいてくれるから、頑張ろうという活力が湧いてくる。一緒に泣き、一緒に笑い、一緒に歩んでくれるから、また歌を作ろうって思える。今年は路上ライブやストリートピアノに頻繁に出ていくことも増えたので、2020年にライブ配信などで繋がりを作ってきたみんなにリアルに会えたのも貴重なご褒美だったなあ。

名古屋での路上に来てくれた人たち


はじめてを積み重ねて次に見えたものとは

さて、ここでやっとタイトルに戻る。「初めて」を重ねてきた2021年だったけど、2022年には同じようにたくさんの「初めて」にも出会いつつも、おそらく「2回目」になることもたくさん出てくると思う。

2回目のフェス、2回目のリリースなど、「2回目」に出会うことになると思うけど、自分の中ではいつも初めて以上に「2回目」が勝負だなと思っている。なぜなら、2回目になった瞬間に「初めてだったから」と言う言い訳ができなくなったり、自分自身のエキサイティングな情熱も薄くなったりしがちだから。初めてのものが盛り上がったり、楽しいのは当たり前なのだ。でも、勢いだけではなんとかならないこの2回目にどう向き合っていくのかが新しいチャレンジになってくると思っている。


2022年に向けて

2022年に向けて最後に書きたいことは、来年はさらに「ストリート」と言う場所に力を入れていきたいということ。路上ライブ、ストリートピアノ。「路上」という何者でもない誰かと出会える場所が大好きで、来春には「全国路上ツアー」も目論んでいたりします!
 
そして仲間をさらに増やして、活動全般を一緒にできるチームや仲間に出会えたらいいなという願いを持っている。フェスはもちろんだけど、もっともっと一緒に動ける人に出会いたい。そしてアーティストさんたちとのコラボとかももっとしたい。

それらに伴い実は拠点の半分を都内に戻すことも検討し始めました(今のおうちにも拠点を持ちつつ)!まだいい物件に出会えてないけど、都内の方、またぜひよろしくお願いします。いい家があったら教えてください!笑

超長くなってしまったけど、本当に皆様、今年もありがとうございました!来年もどうぞよろしくお願いします^^


おしらせ!

【メディア出演のお知らせ】

①1/2 NHK街角ピアノ(TV)
『街角ピアノ 那覇空港』にでます!この番組は全世界のストリートピアノを取材している番組らしいのですが、たまたま沖縄旅行の時に取材を受けました。ピアノ&歌で夫とコラボしています^^
初回放送1/2 19:00-19:45です!ぜひみていただけたら嬉しいですー!
 


② 文化放送『音の箱』(ラジオ)
こちらは、有名プロデューサーの、前迫潤哉さんの番組にてオリジナル曲『たねの話』を流していただけることになりました!
1/9 20:00〜文化放送の「音の箱」にて!全国でお聴きいただけるかと思います!(スマホアプリのradikoでもきけます)


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