映画を観に行かない?
「今度この映画、面白そうだから観に行かない?」
私がまだ、とても、若い時代
この台詞は、好きな女の子を誘う常套句だった
理由は、映画だとても誘いやすいから
今までどれだけ映画に誘っただろうか
それほど映画は私のデートツールとして活躍してくれた
映画はそれほど私に身近なものだ
その中で印象に残る2つの作品がある
一つ目は
【バグダッド・カフェ】
この映画は、何といっても映像と音楽が印象的
映像が本当に綺麗なんです
音楽も独特で思わずサントラCDまで手に入れた
実際は買ってもらったのだけどね
この映画を見る時のシチュエーションはお酒が必須
私の中では【映像+音楽+お酒】がワンセットになっている
観終わった後の余韻がたまらない作品なのです
二つ目は
【恋人たちの予感】
この作品は私と妻の思い出の作品と勝手に思っている
何故かというと
この作品の主人公に私は、当時の自分と妻を重ねた
映画のシーンでは【友達以上で恋人未満】の状態がずっと続く
あ~歯がゆいなと思いながら
自分に置き換えて観ていたのを思い出す
早くお互いの気持ちに気づけばいいのに
告白すればいいのに
まるで当時自分が言えなかった姿が主人公とかぶる
この映画も最終的にはハッピーエンドになる
思い出の二つの映画はどれも古い作品だけど
私にとっては、思い出深い作品
今も映画は大好きだ
いろんな分野の映画を観ているが
私にとって、この2作品を超える特別な作品というものは
ここ最近ではあまりないのが残念だが
自分に合う映画は
そんなしょっちゅう出会えるものではないだろうと思っている