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thinkfeeldraw
霧の中
毎回のことだが、お酒について書いた後や
二日酔いの辛い思いとか
またまた、お酒による失敗談を思っていると
必ず、飲み過ぎた後の復活する感じも思い出す
私的には、まさに復活する感じが
霧が晴れる感覚
飲み過ぎた翌日は、ほぼ全機能が停止した状態
何もする気が出ない
ひたすら気持ち悪さと
トイレを往復する時間が、私を支配する
この時に感じる時間の進み方がとても遅い
一瞬で飲み過ぎが抜ければいいのだが
それはない
まるで誰かに言われいる気がする
「反省して下さいね」
時間が遅く進む・・・・・
「分かりました、もう、飲み過ぎはやめます」
心の中で叫ぶのだが
飲み過ぎが回復するにつれて、その声は徐々に弱まってくる
あ〜やっと辛い飲み過ぎからやっと解放される喜び
「もう、飲み過ぎはしないぞ❗️」
何度繰り返したことだろう
この誓いを
喉元過ぎれば暑さ忘れる
せっかく誓ったはずなのに
何ヶ月もしないうちに、気がつけば
いつも、この霧の中を彷徨ってしまう
霧を抜けても抜けても、また、戻ってしまうのだ
全く進歩しない
恐るべしアルコールの魔力だ
いや、魔力もあかもしれないが
意志の弱さも加担しているのは間違いない
私はこれから何度、この霧の中を彷徨うのだろうか
飲み過ぎが抜ける感覚がある意味で
クセになっているのかもしれない
霧の中を彷徨うために呑んでいるのか
霧が晴れる感じを楽しむために呑んでいるのか
はたして
どちらなのだろうか?