子育てはいつも迷いながら
Hello, みろろんです。
昨日は久しぶりに国語の教科書を開きました。
海外に住んでいる日本国籍の子供たち(義務教育)は無償で教科書を受け取ることができます。全教科なのでかなりの量です。(申請制)
私は毎年子供たち(といっても上の子は高校なのでもらません)が持って帰った教科書を見るのが好きで、特に理科と社会は私が生徒だったときより格段によくなっていてじっくり読んでしまうこともしばしば。
2021年度は中学校で学習指導要領が新しくなり、それに伴い教科書の内容も変わりました。
文部科学省のHPをみると前回の「生きる力」のテーマを引き継ぎ
「生きる力 学びの その先へ」
となっています。
ここではこれについて深く触れず、あくまで我が家であったこと(会話を含め。忘れないために)書いておこうと思います。
私と夫は子育てに関して「無理やりやらせない」「むやみに怒らない」ということを心がけています。
本当は私と趣味を共有してほしかったけれど子供が「辞めたい」と言ったのでクラリネットをやめました。。。
もちろん人間なので怒らない、というか怒鳴らない、を全くしない人はいないと思うのですが、私はぬぎっぱなしの靴下や、片づけないモノに対しては結構キレています! 笑 (反省・・・)
ハズには「じゃあ、自分は完璧なのか?」
と反撃されています。
生活していると自分とは違うペースの家族と衝突することがありますが、なるべく子供も大人扱いをして「協力」してもらうようにしています。
話がそれたので、元に戻すと・・・
子供たちと一緒に国語の教科書を読んでみました。
高校生と中学生ですが、「読み物」として読む!
実は気になっている単元があったのです。
「クマゼミの増加の原因を探る」という、イギリスにはいないセミの話!
もちろん子供たちは夏に日本に滞在したことがあるのでセミの存在は知っています。
しかし、セミとりに連れていったこともないし、鳴き声から種類の話をしたこともなく、私自身も「知りたいな」と思う内容でした。
そして、丸読み、と言われる一文づつ交代で音読。
さりげなくどちらかが詰まると助ける、2人ともわからなければ私が助ける、という形で読み進めていきました。
時間はかかるのですが、言葉を確認したり。
「ここまでわかる?」「何が書いてあったっけ?」
などと言いながら途中まで読み終えると
「あ、友達とのゲームの時間だ!」
とさっさと片付けに入る下の子。
私「次いつやる?」
子「明日?」
私「オッケー。」
えーー、内心後3ページで終わるのに!?と思いながら、そわそわしながら読んでも内容が頭に入らないのはわかっているので、中断しました。
きっと私の親は私を叱るでしょう。「なぜちゃんと最後までやらないのか?」と。
私はこれまでも何度も言い返せず悶々としています。
自分の親は私と弟の子育てに対し後悔があるようでことあるごとに「○○でしょ? ○○しないと・・」と言ってきました。
しかし、本当にそうしていれば私たち(姉弟)は親にとって「よい人間」になっていたのでしょうか?
そして私の子育ては大丈夫なのか?と自問自答を続けています。
それぞれの家庭でやり方は違うと思います。違ってるほうが当然です。それでも一人だと不安になります。
大事なのは「親がブレず、それでもその時々に合わせて子供と接する」ことなのではないかな、と思います。
それでもやっぱり迷うんですよね・・・。だって同じことをしても子供によって全く印象が違うので・・・。うちの子たち、全然性格も得意なことも違います。
そういうときは「個性だな」と思っています。でも「こうすれば?」と言いたくなるのは親ごごろでしょうか?? 笑
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