幸せと清水理央とハッピーと
先日の春なのか夏なのか分からないはっきりとしない天候のなか散歩していると、ある家族が目に入った。
父母姉弟と思われるその家族は公園でサッカーボールくらいの大きさのゴムボールを持って遊んでいたのだが、注目すべきはその遊び方だった。
〈遊び方〉
1.ゴムボールとガットがないバドミントンラケットをそれぞれ1つ準備する。
2.2人で向かい合う。片方がゴムボールを持ち、もう一方がガットがないバドミントンラケットを持つ。
3.片方がゴムボールをもう片方向かって上空に投げる。
4.ゴムボールを投げられた方は、ガットがないバドミントンラケットにゴムボールが丁度はまるように動く。
5.ガットがないバドミントンラケットにゴムボールがはまれば成功。
なんだこの遊びは。
まず、ガットがないバドミントンラケットはどうやって生まれたんだ。
この遊びのためにわざわざ鋏を持ち出して切ったわけはないだろうから、なんらかのアクシデントで生まれたのか。ではなぜ捨てなかったのか。なぜ、完全にガットを全て無くしたんだ。この遊びのためか。
なんだこの遊びは。
そしてなぜそんなにも楽しそうに遊んでいるんだ。
その遊びはそんなにも楽しいのか。
完全にゴムボールのサイズがラケットと合っていないので何度もすり抜けているのに、なぜそんなにも笑顔で何回もチャレンジできるのか。
なんて幸せそうな家族なんだろうか。
ずっとそのまま幸せな家族であってほしい、と私は少し思うのであった。
さて、私がずっと幸せであってほしいと思う人物の一人が、日向坂46の清水理央である。
彼女は紛れもない「アイドル」なのだが、彼女がもつアイドル性のベクトルはどこを向いているんだろう、とふと思ったことがある。
「日向坂らしさ」に向いているのかな、と私はなんとなく思った。
私は「日向坂らしさ」という言葉を積極的に使わない。
「日向坂らしさ」を私自身が解釈できていないからで、あくまで私は使わない。
なので他の方々の「日向坂らしさ」を引用させていただくのだが、「笑顔あふれる」「フレッシュ」「キュート」「エネルギッシュ」
なんて綺麗で眩しくて純粋な言葉たちなんだろう。
そして、それらを現状私が4期生の中で最も強く感じるのが清水理央である。
彼女には、
楽しい時に純粋に笑い、壁の前では純粋に戦い、悲しい時は純粋に悲しみ、怒る時には純粋に怒り、幸せな時は純粋に幸せでいる、
彼女には常にピュアであってほしい。
そのピュアであってほしいと願わせるアイドル性に、私は強く惹かれているのかな。
彼女が「ブルーベリー&ラズベリー」のセンターで良かった。
ちなみにその家族は、私の郵便局への往路復路両方とも公園にいた。
往路は姉弟、復路は母弟でその遊びをしていた。
幸せであれ。
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