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成功するリーダーへの第一歩:視点の高さと広さを学ぶ

今日は会社のリーダー向け研修で、組織の上のポジションにいるAさんと話す機会がありました。Aさんからは、「1つ、2つ上の立場だったらどう考えるか」と考えてほしいとアドバイスがありました。受講者の一人が「それってどうやればいいんですか?」と聞くと、Aさんは「私もできていないんだけど…」と話を続けました。今日はそのやり取りをきっかけに、どうやったら1つ、2つ上のポジションの視点で物事を考えることができるかを考えてみます。


情報のギャップがもたらす障壁

Aさん曰く、やろうとしてもできていないのは情報がないからだそうです。Aさんよりもさらに上の役員の方と話す際、Aさんは「まだまだ足りていないな」と感じるそうです。そこで「そのように感じる根拠は何ですか?」と聞くと、Aさんが知らない情報を共有してくれたそうです。

確かに、情報があるのとないのとでは導かれる結論が異なります。さらに、情報の確度(正確さ)が高いか低いかでも違いがあります。ただ、言っていることの論点が少しずれている気がしました。

広い視野を持つためのアプローチ

私は過去に同じようなアドバイスを受けたことがあります。そのときには、視点の高さや広さを意識するようにと言われました。具体的には、粒度を大きくしたり小さくしたり、人を変えたり時間を変えたりすることです。課の規模の問題を部として捉える、自分の視点から相手の視点に変える、過去から見る、未来から見るといった感じですね。

上司の口癖を真似て思考をシンクロ

先ほどのようなことは慣れないとなかなかできませんが、上司の口癖を真似ると似たような考え方ができることがあります。「その言葉、うちの上司がよく言ってる!」みたいなフレーズ、ありませんか?「それ、本当?」「それで目的は?」といったフレーズです。口癖にはその人の思考のクセが現れやすいため、喋り方を真似するだけで思考も真似できることがあります。

考え方のレパートリーを増やすために

視点が高く視野が広い人は、考え方のレパートリーが多いように感じます。人との関わりや仕事、プライベートに関わらず、人生経験の豊富さなど。一つの考え方に縛られないよう、柔軟な考え方をしたいなと感じた一日でした。

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