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23、ありがとうを言いやすい環境づくり


みどりです。
このnoteではパートナーシップを通して気づいたことや、 霊性をみがくために工夫していることを記事にしています。


パートナーシップを深めたいと思ったときに心がけていることってありますか?

私の場合いくつかあるうちのひとつは、感謝を伝えるようにすることです。
パートナーと私は今でこそ、付き合いたてや新婚生活が始まった頃のようなラブラブ感は少ない間柄ですが、感謝を伝えることがふたたびできるようになってきました。

ふたたび、と表現するのは、結婚生活の途中でパートナーへの感謝が途絶えた時期があったためです。

それまでは、感謝の気持ちを伝えることがスムーズでしたし、パートナーも受け取っていてくれていたと思います。

特にことばにして言い始めたのは2006年の元旦。夜眠ろうと布団に入ったら急に思い立ち、そのままありがとうを100回ことばにして眠りにつきました。ちょうど切りよく1年の始まりだったため、その日から毎日実行していました。

その甲斐あってか、春に待望の赤ちゃんを授かったのです。

長女が生まれてからは「お父さんありがとう、娘ちゃんありがとう、お母さんありがとう」に変わりました。長男が生まれたらまたひとり加わるといった具合です。
せっかくスタートした幸せ習慣でしたが、不定愁訴が気になりだした頃にはいつの間にかやめてしまっていました。


例えば、前回の記事に書いた「うちの父ちゃん世界一!」ということばは、勢いがありながらも軽さがあって言いやすいようです。言ってみたい!といった共感の声をけっこういただきました。リズムがよくて声に乗せやすい気がしませんか。
けれど、お互いのバイブレーションが合っていないときには、ありがとうを過不足なく伝えるのは、ハードルが高くなってしまいます。

言いにくいし受け取れない、そんな期間は、私たちもありました。

パートナーシップに関わるコンサルタントをしている友人からは、夜の生活はあるの?とか、今が離婚を回避するラストチャンスだよとアドバイスをもらい、それさえもうまく消化できなかったあの頃。
どれだけ鈍感だったのでしょうか。けれどそれくらい心を麻痺させて保っていたのでした。

そんな夫婦の危機を乗り越えて感じるのは、いろんな出来事が起こる中ではいい時も悪い時も、延々と出来事は立ち上がっては過ぎていくのだなあということです。
それでも生きている限りパートナーとの暮らしは続いていく。
このことを、エンドレスパートナーシップと名付けました。

究極は自分自身とのパートナーシップが大切なのですが、自分だけを第一優先にしてばかりいて相手を蔑ろにしていたら、調和は取れません。
課題の分離はもちろん必要ですが、自分の快適さにこだわりすぎて相手とのエネルギーバランスが崩れてしまうのは残念。それが大切なパートナーとの間に起きたら、居心地が悪くなってしまうと思いませんか。

結婚したりこの人とずっと一緒にいようと思う気持ちの根源は大いなる生命のエネルギー。そのエネルギーは永遠なるもの。この視点でパートナーとの関係を築いていくことがエンドレスパートナーシップなのです。



*ありがとうのことばでエンドレスパートナーシップへの初めの一歩を踏み出そう

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