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コーチングの足跡を眺めて得られたもの

コーチとして、まず目指しているところ

コーチの認定を受けたときから密かに目指しているものがある。国際コーチング連盟の認定資格だ。認定資格は易しいものから順にACC→PCC→MCCとあり、はじめはACC(アソシエイト・サーティファイド・コーチ)を目指すことになる。

私の考える、国際コーチング連盟の認定資格のよいところは、コーチとしての国際的なお墨付きをもらえることだけではない。認定資格取得のために倫理規定がバチッとあって、コーチとしての技術・知識のみならず、姿勢・あり方も伸ばしていける。私はこれがとてもよいと思っている。

はじめのACC認定を取得するための条件はいろいろあるが、コーチとしての最初の関門は、コーチング・セッションを100時間(うち75時間以上が有料セッション)実施することだろう。

認定資格を得てから約1年。私もそろそろ何時間くらいセッションを重ねてきたのかを算出したいな~。そう思いつつも、表を作るのが面倒でついつい後回しになっていた。あとまぁ正直、ちょっと怖いってのもある。自分のやってきたことが数字で見えちゃうことへの恐れみたいなもの。

だけど。
学校業務や家庭での役割があるなかで、大好きで続けているコーチング。やっぱり目指しているところに自分を到達させてあげたいな、と重い腰をあげてコーチングの管理表をつくることにした。

コーチングの管理表作成

管理表を作成するといっても、そもそもどんな項目が必要なのかがよくわからない。セッション数を数えるだけなら簡単だけど、顧客名簿にもしたいしなぁ…。あかん、私一人じゃ無理。先輩コーチに頼るべし。

ネットの向こうに先輩コーチがたくさんいるだろうことを祈って検索をかけると、やはり管理表を作っている方がいらした。しかも、無料で配布してくださっているじゃあないですかぁぁ。歓喜。

以前は何でも自分でやらなきゃって思っていたけど、今は違う。コーチングやことだま鑑定をとおして何度もお客様に伝えていることでもあるけれど、「あなたの苦手なことは、あなたのお役目ではない」。むしろ、助けてもらう役目を担っている。

だから、私は私の得意なことで力を発揮する。苦手なことはそれが得意な人に積極的に助けてもらおう。そうすれば、大いにサマサマセナン(お互いに幸せ)だ。

というわけで、先輩コーチ・やなけんさん(@yanaken8787)の管理表を保存してそっくりそのまま使わせていただくことに。ありがとうございます。

これまでの道のりを振り返って

早速管理表を埋めていくと、私はこれまでにコーチングを48時間、ことだま鑑定を78名に提供していることがわかった。うむうむ。

自分で設定していたペースより遅い部分は課題が残るけれど、家のこともしながらよく頑張ったなぁと素直に思った。

「よく頑張ったなぁ」と受け取れたのも、私としては進歩でさ。

今まで、もっと大活躍中の他人と比べては、「自分はまだまだだ」と思ってきた。謙虚に緩んだ兜の緒を締めるだけならいいよ。でも、それで自分で勝手に苦しくなっていた。

未だにそういうところはあって、放っておくと「私ってダメだ」になりがちだ。でもさ、私がやってきたことはゼロじゃない。だから、意識して自分の足跡にフォーカスしよう。

今日はこの意識のおかげで、今日は人と比べずに自分の足跡を自己承認できた。とくにこうしてデータでこれまで歩いてきた道のりが見えたからか、心が納得して、じんわり自信がもてた。ありがたいことだね。

「私も積み重ねることができた」
この承認のうえに、「よりよりコーチングができるようにもっと練磨しよう」と思えた、いい時間だった。


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みどり
サポートはとってもありがたいです(ㅅ⁎ᵕᴗᵕ⁎) 2023年年末に家族で一時帰国をしようと考えています。2018年のロンボク地震以来、実に5年ぶり。日本の家族と再会するための旅の費用に充てさせていただきます。