何事にも時間がかかる自分とあなたへのエール
最近、インスタの投稿が楽しい。
でも慣れないからすんごい時間がかかる。
私そして我が家の今年の一大目標は日本への一時帰国。その交通費のためにコーチのお仕事がんばるぞーエイエイオーとインスタでビジネスアカウントを始めることにした。
それがまぁ、投稿をつくるまでのアカウント設計の段階で数ヶ月もかかった。そして実際に1つ目の投稿をつくるのに数日かかった。数日まるまるかけたわけじゃない。でも全部で何時間もかかっている。
今日も一つ投稿するだけに3時間経過。まぁまだ3つ目の投稿だからな。慣れるまではこんなもんよ。もう少ししたら軸がよりハッキリ定まって迷いが減り、早く作成できそうな気配はある。大丈夫さ。
それでもなぁ、「なんでこんなに時間かかるかなぁ」「ほんと不器用だな私は」って思いは消えない。
不器用さがコンプレックスだったころもあるけど、いまじゃ好きで愛おしい部分だから責めてはいないんだよ。不器用すぎて微笑ましささえ感じる。でももう少しスピーディーに仕上げられてもいいんじゃない?
ただね、時間がかかることにストレスや劣等感を感じるのは、私が「早くしなきゃ」「速いほうがよい」「スピードこそ正義」な中で生きてきた、いやいまだに生きているからだ。
これ、ロンボク島で暮らすとそうはいかない。
この間さ、学校で美術の課題提出締切日に課題を出し終えてない生徒たちが冗談ばかり言って笑ってたのね。一向に手を動かしてないわけ。
「遊んでないで早く作りなよ~今日で最後だよ!」と急かしたら、なんて答えたと思う?
「スロウスロウ(もう~、ゆっくりでいいんだってば~)」だってよ。
スロウスロウちゃうわーーー。この課題出さなかったら、あんたたち落第だよわかってんのーーー?
て前なら絶対ファイヤーしてた。でも、もうロンボク島での教師家業も3年目。はいはい、うざかったざますね、失礼しやしたってなもんだ。
「スロウスロウ」な価値観は私をイライラさせることが多い。「いったいいつになったらできるんだよ!」とよく思う。と同時に、心地よさもたしかに感じさせてくれる。あの張り詰めた感じー迫りくる何かに抜き去られると同時に「はいダメ」と背中にベタリと紙を貼られるようなーは意識に登らない。これはいい。くつろげる。
ロンボク島で、生き方といえば大げさに聞こえるかもしれないけれど、「こんなペースもある」と人生速度の選択肢が広がったのは幸運だった。いろんなペースがあるなかでそのときどきの自分が歩みたいペースで歩めば十分じゃないか。
時間がかかる自分に呆れたとき、「スロウなほうがいい」とは言わないが、「スロウでも死なないし、ダメでもない」と思い出したい。
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亀には亀の良さがある。
ゆっくりでもゴールまで走り切るよ~。
(みどり)