コミュニティの力を借りて、1日のサイクルを再構築する
リモートワークになって1ヶ月半以上が過ぎました。
働く時間帯は変わらないものの、通勤時間がなくなったことや、家での過ごし方が変わったことで、改めて1日のサイクルを見直しています。
朝型か、夜型か
過去を振り返ると、朝型だった時代が長かったように思います。
大学時代はタッチフットボールの練習が朝だったし、前職も本部に異動してからは7時出社。5時に起きて、6時に家出て、7時から仕事を始めると9〜10時には一仕事終えた感じになります。朝食が早いので、11時にはお昼休憩へ。16時すぎに退勤して、夏場はその後ビアガーデンにいっても解散まで明るかったのが印象的でした。飲みに行った後でも、まだ駅ビルで買い物できたり。
人材紹介はみなさんが仕事を終えてからがピークタイムなので、得てして夜型になりがち(…だと思っていますが同業他社はどうなんでしょうか)。ここ2年間は起床も就寝も遅くて、勤務時間の前後に自分の時間をとるのが難しかったです。
リモートワークで浮いた時間をどう使うか
通勤の必要がなくなったため、1日あたり約90分(=往復の通勤時間)が浮くようになりました。何なら休憩時間に家事したり、仕事中でも洗濯機や炊飯器に動いてもらえるので、数字以上に可処分時間が増えた感覚です。
リモートになったことで最初に感じたのは、あからさまな運動不足。通勤で毎日合計40分ぐらい歩いていたのは、地味に大きかったのだと実感しました。(自宅→駅、駅→職場でそれぞれ徒歩10分ぐらいの距離なので)
かつ、自宅もそこまで仕事するのに向かない環境というわけではないのですが、MacBookの小さい画面で処理し続けるのでじわじわ疲れるようです。首・肩周りがバキバキになったので、これはマズイと思いストレッチやヨガの動画を探しましたが、最終的にLEANBODYに落ち着きました。
ジムにも行くのも気が引けるようになったので、一時期は外をランニングすることも増えました。が、緊急事態宣言が出てからはそれすらも憚られるような気がして、今はビリーズブートキャンプばかりやっています。筋トレと有酸素運動のバランスや、ややきつすぎるぐらいの強度が私にとってはちょうど良いです。(このあたりは別の記事で改めて書きたいなと思っています)
あとは人に会って話をする機会が格段に減ったので、情報のインプットを動画コンテンツに求めるようになりました。たとえばSchoo。
毎日19〜21時スタートで新しいコンテンツを配信してくれるのが、非常にありがたいです。「家にいる時間が増えたからこそ、良いインプットを増やそう」という意識は3月始めぐらいから芽生えていて、動画だとながら試聴もできるので重宝しています。
課題は、ネットの速度
そんなこんなで、運動する時間とインプットに充てる時間が増えました。様々なオンラインイベントが開催され、むしろ参加のハードルも下がったので、興味があるものがあればすぐに参加ボタンをポチっとしています。
ただ、19時を過ぎると本当にネットが遅い。世の中のデータ通信量が莫大に増えているのでしょう。かつ世の中のみなさんが仕事を終えたタイミング、テレビでいう「ゴールデンタイム」は顕著です。
で、わたしの通信環境がどうなっているかというと、
・携帯はほぼ通話とLINE専用(格安SIM)
・iPhone8はSIMを抜いてるのでiPod状態(Wifiでのみ通信できる)
・テレビがない
・popIn Aladdinがある(おうち時間の心強い友。ただこれも通信はWifiのみ)
…要は「Wifiがつながらないとほぼ何のコンテンツにもアクセスできない」という状態です。できることとしては、紙の本読むか、Kindleでダウンロード済みの本読むか…ぐらい。
そうなると夜起き続けるのも不毛だし、映像がちょこちょこ止まるのもイライラする、だったらもう一度生活を朝型にシフトしようと思い至ったわけです。
朝渋ONLINEに入会する
「朝渋」はもともと早朝の渋谷で本の著者を招いたイベントを開催していて、時間帯も7:30〜9:00と、渋谷で10時始業の私にとってはちょうど良かったので2回ほど参加しました。オンライン版でもイベントの配信や再放送、またFacebookグループでの交流が行われています。
少しでも朝早く起きるためのモチベーションになるようにと入会し、実際に良い1日のサイクルをつくるきっかけになっています。
(オンラインでも変わらず7:30にイベント配信が始まるので、少なくともそれまでにはシャワー浴びて、すぐに仕事できる準備をしておこうという気持ちになります)
リアクティブにイベントを見るだけではなく、最近では「部活」も活発になってきました。
先日は「オンライン朝活部」に参加。これは7:30にZoomで集まって、今から何やるかをお互いにシェアして、1時間ぐらい各々作業する…というもの。
「宣言する」ことの効果は凄まじくて、非常に集中力高くタスクを進めることができました。
この日は祝日でしたが、朝早くから一仕事終えられるとその後も良い緊張感が続き、1日を有効活用できたと感じています。
一人だとどうしても楽な方に流れがちで、「もうちょっと寝てても良いかな…」という甘えも出てしまうのですが、誰かと一緒だと適度なピアプレッシャーも働くのだなと。あ、これ、大学時代の朝練とかと一緒かもしれません。笑
早寝早起きの目的とは
実は朝渋ONLINEでは「note部」もはじまっていて、「早寝早起きの目的」が4月のテーマでした。(4月中にアップできずごめんなさい!)
今の在宅期間を有効活用するためにとった手段が「早寝早起き」でしたが、朝から活動する方がメリット大きいな、と改めて実感し始めています。一時的なものにせず、普通に外に出られるようになってからも継続していきたいです。
とはいえ「朝の時間をどう過ごすか」はまだまだ模索中なので、引き続き試行錯誤しながら、1日のサイクルを再構築していこうと思います。