MY STORY #5マイノリティな自分を肯定する生き方
2021年に京都暮らし、神域暮らしをスタートした。
ここに至るまでにもたくさんのことがあったけれども、その旅路の様子はブログ「アマテラスの料理番」でたくさん書いてきたのでそちらを参照してほしい。
世の中の「ふつう」から外れる覚悟
本当の自分で生きよう、好きなことをして好きに生きよう。私は自分が秘めていた「スピリチュアリティ」について自己開示すべきかどうか悩んだ。
せっかくエネルギーの扱い方を学んだのもあり、起業ブームの影響もあって「スピリチュアルを仕事にしたい」という想いが芽生えていました。しかし、古くからの友人知人とつながっているSNSでこれから発信していくことを考えると憂鬱な気持ちにもなりました。偏見の目があるだろうし、人間関係が崩れ、人が離れていくのがとても怖かったのです。
友達を失うかもしれない。
スピリチュアルは、古くはオカルト扱いされていた分野でもあり、メディアで「オーラの泉」などスピリチュアルな番組があったことで、この業界は広く認知され、ある程度理解も進んだように思います。
しかしそれは、テレビの中の出来事。日常生活の中で友達が霊媒師だったりシャーマンだったりするのはかなりのレアケースなのではないでしょうか。まして、小さい時から「霊感少女・少年」だったならばまだしも、途中から能力を開いていった「スピリチュアル・デビュー」みたいな私って・・・
考えれば考えるほど、ネガティブな想いは募るばかり。
好きなことしたらいいじゃん
数年ぶりに会った学生時代の親友は言いました。
「好きなことしたらいいじゃん。何かよくわかんないけどさ、お金は出したりできないけど、わたしはずっとみどりこの味方でいるよ」
霊能者を公言するなら嫌われる覚悟をしろ。理解されない。偏見も受ける。それを乗り越えることが、スピリチュアルを仕事をする上で超えるべき最初の壁となる。最初から「独りぼっち」ならまだしも、人は失うことにはいつだって臆病になるものです。
彼女の言葉に、私は救われました。
あぁ、私、失敗しても1人じゃない。彼女の言葉に勇気づけられ、私は霊能者を公言し、「スピリチュアル」の道で生きていく決意をしました。
そして今、私のまわりには「白神美鳥子」を肯定してくれるあたたかい人々に囲まれて、好きなことをして、見えない世界のことやその感覚を理解してもらいながら、本当の私で生きていけるようになりました。
社会不適合者が「スタンダード」になる時代が来る
コロナウイルス禍、私はライスワークとして働いていた北新地のクラブを退職することになり、スピリチュアル一本で生きることになりました。
大学を出て、国家資格を取得し、ある程度の年齢になったら結婚して、子育てしながら職場復帰して、定年まで勤めあげる。
私はそんな「ふつう」の人生を歩むと思っていました。
私の場合はスピリチュアルという特殊な分野で「マイノリティ」になりましたが、今 改めて世の中を見渡してみると案外「普通」でいることって難しいのかもしれません。
けれども、普通って何だろう?それは誰が決めた「普通」なんだろう。
肉体的なマイノリティ、精神的なマイノリティ、性別や職業としてのマイノリティ・・・。別に、マイノリティだからってなんだっていうんだろう。
マジョリティから外れていたっていいんじゃないの?
唯一無二のあなたは、いつだって美しい
これからの時代は、誰かの陰で隠れて「事なかれ主義」に逃げるより、一人ひとりが違った個性を持ち、それを思う存分に発揮するおもしろい時代になっていくと思います。
唯一無二ということは、すなわちオンリーワン。
普通の枠からはみ出てしまった「社会不適合者」やマイノリティな個性を持った人が輝く時代になると私は確信しています。風の時代は、様々な方法で人と人が繋がり合うことができる時代であり、本来の自分を隠すことなく出すことで、表面上だけではない、もっと深い繋がりを持つことができるでしょう。
最高純度の自分で生きる
私はスピリチュアルを仕事にしている。今はマイノリティなこの職業は、いつの間にかマジョリティになっていく時代は、もうすぐだと感じている。
自分のエネルギーを自分で高め、整えて仕事や日常生活に生かしていく。公言しないだけで、エネルギー法則を学び、実践している経営者は多い。これからの新しい世代の子どもたちは、体感覚ですでにエネルギーのことを理解している純度が高い魂を持っているので、ますますこの流れは加速していくことになるでしょう。
もう一つ。
スピリチュアルは、「自分の魂で生きること」という意味がある。
素晴らしい概念だと思う。
すべきこと、やるべきことから「やりたいこと」へシフトして、本来の自分らしい生き方で、最高純度の自分で人生を生きる。
私、 白神 美鳥子は人々が最高純度で魂で生きるナビゲートを行っています。