荻の声
メンバーシップのネット句会に参加しました。
今回は夏か秋です。8月なので、全て初秋でトライしました(^∇^)
川べりをどこに向かうか荻の声
*荻の声とは風に揺れる荻を指し、秋を感じ始めるといった意味を持ちます。
後毛に香をのこして秋扇
扇子からほんのりと漂うお香の匂いが好きです。
日暮れ前今しばらくと秋の蝉
徐々に弱くなってゆく秋間近の蝉。
絵日記に何度出てきた朝顔よ
朝顔は秋の季語です。
途切れてはことばを探す送り火よ
地方によってですが、わたしは火をまたぐものと教わってきました。
実家は商売をやっていました。夏休みも終わりに近づくと、妹はいつも絵日記や作文に書く事が無いと不貞腐れていた事を思い出しました。仕方なく母が豊島園のプールに連れて行ったり。朝顔の句はそれを思い出して詠んだ句です。
そう言えば、わたしは友達に原稿用紙一枚につき300円で読書感想文の請負いをやっていましたが(ぼったくり)、妹ふたりはどちらも8月産まれ。誕生日プレゼントだ!と言った事もありましたね。基本優しいおねえちゃんです(笑)
下の妹は10歳下。夏休みの終わりに宿題が終わらないと、わざわざ夜中にわたしのベッドの足元でさめざめ泣くといった荒技に出た話を以前書いた記憶があります。彼女の名誉のために繰り返すのはやめておきます。(確か弟にも似たような事をされた記憶あり)
え?子供ですか?返却された感想文に赤ペンが何も入っていなかったので、保管の上翌年にそのまま出し……
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