詩歌の言葉(古語について)
少し前のことになりますが、かねきょさんに短歌の言葉について、お話しを伺いました。とても参考になりました。
また、kusabueさんも俳句に関して度々触れられています。
歌人でもなく、手習い程度でおこがましいですが、ちょっとだけわたしも思うところがある。
異論反論あると思います。単なる言葉遊びだと言えばその通りです。
「そんなんどーでもえーじゃん」的な声は、あっさり気にせず、あくまでもわたしはどうしたいのか、について書いてみます。つまりは忘備録。
念頭に置くのは、詩歌の中でも主に短歌・長歌です。
現代に生きるわたしは、日頃使い慣れた現代語で詠むのが普通だと思っています。原則は、それです。
それでも日本の詩歌(韻律を伴うもの)は、古に生まれたもの。俳句という言い方は時代がくだってからでも、俳諧や連歌の発句はかなり昔からあります。
だから古典的な言葉使いがどうしても馴染むわけです。
あの余韻を、現代語で表すのはなかなか大変な時があるのも、その通りだと思います。
難しい。
詩歌は詩情、余情を楽しむもの。
練習のために無理やり古語にしたものを除いて、わたしにも古典で詠みたいな、と思う事が正直あります。
古くから有り、脈々と繋がるであろう光景や心情です。
いつものように直感的なものですが……
一度矢口さんの詩に短歌を詠ませていただきましたが、あれはまさに直感で古典にしたいと思いました。古を呼ぶ感覚です。
さてさて、そうは言っても古典の文法は難しい。わたしなど、調べながらでなくては無理です 笑
調べても、何となくの範囲です。
それでも気をつけているのは統一感です。違和感が残るようなら、助詞や助動詞など、古語使いはしたくない。
↑言いたかったのは、つまりこの一点。
がっつり現代語に古典的な言葉を添えて見事に整った詩歌もあるでしょうが、わたしがやれば違和感半端ないです。
全てがわたしレベルでの話。間違ってるかもしれないですが、今感じている事です。
試行錯誤しながら、自分のスタイルを作っていければと思います。
最後に、現代語と古典的な言い回しと、ふた通り詠んだ長歌を再度貼ってしまおう←
(これも、なんとなくですぞ!)
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