テーマがあったはずのオフ会
そもそも「詩情について語りましょう」というオフ会だった。
そのオフ会を、お好み焼きでやろうと決めた時から無知を晒していたのだ。
「この店どぉ?」と参加者のひとりに送ると、「いくつか見繕ったよ!翠さんの言う店は、自分で焼かなきゃいけないから」
???
何を言ってるんだ?
お好み焼きと言えば、わたしにとってはもんじゃプラスの店が普通だ。というか、下町育ち育ちはそれしか知らない。
自分で焼かなきゃ??
出来上がったもんじゃが皿に乗って出てくる図は、想像すらしたくない。
…… いや、違う!もんじゃではない。今回はお好み焼きだ!
すっかり店の手配をお任せし、場所を確認してから、有楽町日比野口、いや違う日比谷口で待ち合わせようと、そこだけをわたしは決めた。
有楽町なんぞ何年ぶり?そう、昔は散々遊んだ銀座界隈でも、わたしにとっては「何年振り?」の、世界だった。
駅に着いた。
日比谷口が無い……
日比谷口が無い
店はビックカメラの中にある。
そもそもビックカメラっておかしいだろう。あそこは「そごう」だ。
中央西口に行ってみた。
彼女が待っていた。ほッ
オフ会のもうひとりの参加者は店で待ち合わせていた。
「はじめまして!」
そして焼かれて出てくるお好み焼きに感動する。
美味い😋
話が弾む弾む。
お好み焼きに満足しながら、時間はどんどん過ぎる。
店員さんの視線が気になり粘るのもここまでと、場所を変えた。
星野コーヒーに移動したのは、七夕だったから
↑
話が弾む弾む。
結局トータルで5時間くらいの「詩情について語りましょうオフ会」だった。
詩情について語るも語ったり、計2分。
そろそろ時間が、という事で三人して駅に向かった。
時間が無いひとりを見送り「もーちょい」と言い出すわたし。
ガード下あたりのきったない店がいい、最低でもホッピーの幟があるところ。
話が弾む弾む。
かくして詩情について語り合うオフ会は、いつものようにただ喋り倒して終わった٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
ひと晩たった今朝、「中央西口だと思う…」というメールがひっそり届いていた事に気づいた。