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サークル寄稿 雪の果


俳句七句です。


雪の果

見送ればまぶたの奥よ雪の果
【雪の果】春

園服のポッケの中に春ひとつ
【春】春

夕暮れてひと息ついて藍浴衣
【浴衣】夏

漆黒の湖面にゆれて月の華
【月】秋

突上るサーフボードよ冬の海
【冬の海】冬

散り際と知って佇む花守か
【花守】春

待ち合わせ歩幅は広く春ショール
【春ショール】春


Kusabueさんの主催するハイクサークルに寄稿させていただきました。
春、春、夏、秋、冬、春、春と言う構成で詠んでみました。
ひとり詠みですが「雪」「月」「花」をなんとか入れ込みました。

推敲のポイントを示していただき、ありがたかったです(^O^)

最初、何かわからない事などあったら何でも相談してくださいねと言っていただいたのですが、返した言葉が

「なんも思いつかない」

でした🤣

結局仕上がった俳句は、もし句会に出したら「おい、名札つけてるのか?」的な句のオンパレードになりました(=^▽^)σ

今回風景詠みは一句のみ。
サーフボードの句は直接人を言葉にしていませんが、当然ボードに乗る人までを含んだ描写ですので、純粋な風景詠み(場の句)ではありません。
人の存在しない「場」の句はわたしには難しく、先月の矢口さんの句を拝見すると、マジあっぱれだと思います。
因みにここで使った月華とは月影の事で、和歌から出てきた言葉だそうです。

さてサークルの皆様、来月の寄稿はきっとあなた、そこのあなたですよ。。。


#ハイクサークル #現代語俳句

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