今年最後の現代語俳句と詩歌コラボ
今年一年現代語俳句の会に参加して、締めくくりとして詠んだ三句です。
ひとしきり見上げることよ冬木立
沈黙のダム湖つらぬく冬月よ
千年を詩歌に舞うか花吹雪
こちらの句のうち、一句に対して詩をつけてみました。
【沈黙のダム湖つらぬく冬月よ】
山の
青々とした時も
こうして眠ろうとする時も
風の運ぶ騒めきにすら面をつけ
深く深く立つ人造湖
行き場に迷った獣が低く唸る
沈んだものの歴史と
助けた命の歴史
物言わずひたと水をとどめる懐
月がさす
実際にダムにより堰き止めた人造湖は、怖いくらいに静かだと思った事があります。そこに自然に水があるというより、深く貯めている姿が怖さを感じるのかも知れないです。
わたしは自由詩をメインにしていますが、今年、それ以外に詩歌で言えば、花テロの夜桜で短歌コラボ、誕生日に長歌コラボ、表六句、花テロといちご摘みの参加型の自由律俳句、そしてなんと言っても歌仙 富士の巻と、コラボを沢山させていただきました。
ありがとうございました^^
12名様のご参加 自由律deいちごつみ
歌仙 富士の巻
肝すえて歌仙と喧嘩は江戸の花
騙し騙され般若の所作よ
↑冗談ですから🤭
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