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振り返ってみると
まもなく年越し。今年もわずかとなりました。
わたしは詩を主体にしていますが、noteだからこそで言えば、今年も神話部の活動とハイクサークルに衣替えした俳句に取り組んできました。
そもそも詩の歴史は神話に始まり、その後韻文を主軸に発展してきた経緯を持ちます。同時に現時点で俳句は、日本の文芸の中では韻文の一番新しい形態であると言えるのではないでしょうか。
個人的にはその視点で取り組んでいます。
そしてわたしが神話部に出す掌編のほとんどは、散文詩のつもりで書いています。
今年わたしの中で大きかったのは、宿神翁を接点に、フィクションの世界で世阿弥と流塵の桔梗をすれ違わせた事。
もちろんわたしの妄想の産物であり、表面的にそう感じる事は無いかも知れませんが、実際は歴史を検証する事で成り立っている作品です。
そうそう、悠凜さんの語りで動画化した流塵も、わたしの中では物語詩であり散文詩です。
以前草笛さんのネット句会で出した俳句をタイトルに入れ込み、神話部へ向けた掌編を書いた事もあります。
「語り部が捨てた神話か眠る山」と言う句から「語り部が捨てた神話」と言う掌編になりました。
こちらも古代史に思いを馳せて書いてみました。
わたしが書く論考的コラムも歴史視点を基軸にした神話や韻文がテーマなんだよな、と思いながら、いつか書こうと考えているテーマがあり、来年できればいいなと考えています。
考えているだけですが←
更新頻度は低いですが、それなりにしっかり煮詰めた作品を出せるようにまた頑張りたいと思います。
来年もよろしくお願いします。
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作品リンク
思えばコラボを了解してくださる方がいるからこそだと改めて感謝いたします。
上で書いた流塵の動画を含むさくらのコラボ記事です。
俳句と神話とひそやかに流塵のコラボです。
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![吉田 翠*詩文*](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95218590/profile_9dba4d3876244d33cb4e6135eeeaca14.png?width=600&crop=1:1,smart)