「ストレス脳」と「メンタル脳」で学ぶ！不安を科学的に理解する方法

「なんだか理由もなく不安…」そんな経験はありませんか？
現代社会はストレスや不安が増えやすい環境です。

でもスウェーデンの精神科医、アンデシュ・ハンセン先生の著作、『ストレス脳』と『メンタル脳』を読むことで、不安のメカニズムとその対処法が科学的に理解でき、心が少し楽になるかもしれません。
2冊ともとても読みやすくなっています。
『メンタル脳』は『ストレス脳』のジュニア版となっています。
この2冊に学んだ事をさらっと書きたいと思います。

不安はなぜ生まれる？ 〜脳の防衛本能〜

不安は決して悪者ではありません。進化の過程で、不安は「危険を察知し、生き延びるための防衛本能」として機能してきました。
脳内の扁桃体は火災報知器のようなもので、小さなトラブルにもすぐ警報を出します。
これは過去の危険な環境で生存率を上げるための仕組みでした。
しかし、現代の私たちが感じる不安は、必ずしも命に関わるものばかりではないため、脳が「誤作動」しているとも言えます。

脳内化学物質と不安の関係

不安やストレスには、脳内の化学物質が深く関わっています。
セロトニンは「安心感」を与え、ドーパミンは「快感や達成感」を生み出します。
一方、コルチゾールはストレスホルモンとして、危機を感じたときに分泌されます。
運動を習慣にすると、これらのバランスが整い、不安が和らぐのです。
私自身、ジョギングを続けることで、日々のストレスを軽減できています。

現代社会と不安 〜デジタル時代の影響〜

情報が溢れる現代は、脳にとって過酷な環境です。
『メンタル脳』では、情報過多が不安を増幅させることが指摘されています。
特にSNSは、他人と自分を無意識に比較してしまい、不安を感じやすくなるツールです。
意識的に「デジタルデトックス」を行うことで、脳を休め、不安を軽減できます。

まとめ
『ストレス脳』と『メンタル脳』は、不安を科学的に理解し、対処する方法を教えてくれる本です。
特に運動や情報管理は、すぐに実践できる効果的な方法です。
整体の現場でも、クライアントにアドバイスすることがありますが、私自身もこれらを実践して、日々の不安と向き合っています。
ブログで長々本の内容を交えた対処法も書いています。
「不安」のメカニズムを知りたい方、ぜひこの2冊を読んで、その感情との付き合い方を見つけてみてください！