コミュニティを作ると楽しい
誰かと交わるのは面倒なことも多いです。
でも、私は、いろいろなコミュニティに所属するのが楽しいタイプ。
歳を重ねるごとに、
軽やかに関係性を増やせるようになりました。
イギリスに住んでいると、まずは日本人のコミュニティに参加するかどうかという議論をよく目にします。
私は、日本人補習校の存在ががかなり心の救いになりました。
他の人のブログなどを読むと補習校に対して否定的な意見もあります。
日本の嫌な部分を煮詰めたようだと言っている人もいました。
でも、私の子どもたちが通っている場所はそんなことはなく
みんな「日本語を学ぶ子ども」と「その親」として適切な距離感で楽しんでいます。
まず、子どもたちは「日本語で思ったことが言える」という環境にかなり救われました。
さらに、ただ普通に話しているだけで「日本語が上手!!」と褒められてビックリしていました。
長女は「日本人」としての意識が急に高まったのか、補習校で漢字が急に得意になりました。
次女は紙芝居を読むと褒められるので、片っ端から読み聞かせをしています。
急に英語だけの世界になり、圧倒的に「自分」を表現できなくなった娘たちにとって日本人補習校は救いの場でした。
私にとってみても、同じような境遇の人と交流できるのは本当に楽しいです。
子どもは特に毎週土曜日が楽しみでしかたありません。
もし、海外に行くことになり、補習校にネガティブなイメージがあるならば、
こんな意見もあるよ。と言いたくて、今回はこの話にしました。