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ブルースのコード進行について
ブルースのコード進行についておさらいします。
そもそもジャズのルーツはブルースと言われるくらい重要。
だけど、ジャンルとしてはジャズとブルースは全然違う。
ジャズのスタンダードナンバーは、
エリントンやガーシュインや、有名な作曲家がメロディーを作曲し、
それぞれ好きにコードを付けた。
小節数もまちまち。
枯葉なんてシャンソンだし、ディズニーの曲だって演奏しちゃう。
しかし
ブルースは12小節と決まっています。
コードは3つだけ Key of C なら
C と F と G
俳句や短歌と同じで、そういうルール。
なんで?
なにを根拠に C と F と G か?
まあ、とにかく今はそういうものだと思って。
(あとで理由は説明します)
それで、C(ドミソ) と F(ファラド) と G(ソシレ) だけだと
和音を弾いているだけで、ブルースって感じがゼロ。
※キーボードなど弾いて音色を確認してください。
これ全部に7thを加えます。
(7thはルートの全音下の音。半音だとM7メジャーセブンスになります)
C7(ドミソ、シb) F7(ファラド、ミb) G7(ソシレ、ファ♮)
これでブルージーに感じられるはず。
醤油入れたらなんでも和風になる感じに近いかな。。。。。
7th入れたらブルージー(苦笑)
M7入れたらオシャレサウンドになるやん。
12小節で、3つのコード。
基本のブルースの形はこれです。
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