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#7 海外 北京で出産後の出生手続き

2024年12月に出産後、北京で日本人の場合の出生届提出からパスポート取得までの手続きを備忘録としてまとめました。

今後、北京で出産される方の参考になればと思います。あくまで25年2月時点の方法なので、色んな部分が変わることもあることを念頭に置いていただけたらと思います。

1から9のプロセスで全部で2か月ぐらいかかっています。もし、出産後すぐに日本に帰国予定の場合は状況を大使館や各ステップの申請先にに説明しておいた方が良いです。



1. 出生証明の発行 →1営業日

出産後、病院で「出生证明」(出生医学証明)を発行してもらう。

※私の場合は直近まで仕事をしていたので、出産育児一時金の申請書類を事前に会社の健康保険会社から受け取り、病院に出産時に提出して記載してもらう。主婦の方は、念の為旦那さん経由で確認されてもいいかもです。


2. 日本大使館で出生届を提出し、戸籍の手続き→1ヶ月


日本大使館への必要書類:
•出生证明 (病院からもらうもの)
•届出人(親)の両方のパスポート
  • 出生届 (大使館の用紙)

※大使館経由で日本の本籍地の市区町村役場に届いて戸籍謄本に名前が記載されるまで通常1~2か月かかると言われている。私たちは1ヶ月かかった

3. 戸籍の作成と戸籍謄本の取得→1日


• 本籍地の自治体で戸籍が作成されたことを直接、自治体に電話して確認する。
• 作成が完了後、戸籍謄本の写しを取得する。


4. 戸籍謄本の写しを自治体から北京へ送付してもらう →4日


• 家族に頼んで、戸籍を受け取ってEMSで北京に送付。通常北京なら3~4日で到着する。

5. パスポート用写真の準備 →個人で撮影 1日

• 赤ちゃんの写真を携帯もしくはカメラで撮影し、图文快印や图文打印で現像する。
• 「日本的签证用写真」と伝えると、背景色やサイズ(3.5mm×4.5mm)を調整してくれる可能性がある。
※注意:赤ちゃんの場合、图文快印で撮影を断られることが多いため、自分で撮影したものを現像する必要がある。


6. 日本大使館でパスポート申請→2営業日


必要書類:
• 戸籍謄本の写し
• 写真
• 両親のパスポート(提示)
※通常、申請から2営業日で発行される。(例:月曜申請→水曜受取)

7. 日本大使館でパスポート受領→1日


• 赤ちゃん本人が受領に行く必要あり。
• 発行手数料300元を現金で支払う。

8. 臨時の“住宿登记”申請→2日

• 公寓を通じて派出所で申請する。かかる日数は住んでいるマンション(公寓)による
• パスポートと出生证明を公寓に提出する。
※この手続きがないと居留許可申請ができない。

9. 居留許可申請→3週間


• 臨時の“住宿登记”が発行されたら、出入境管理局で居留許可を申請する。
• 必要書類:両親のパスポート(提示)、戸籍謄本、出生証明原本
• 居留許可が発行されるまで、黄色い紙(証明書)が身分証代わりとなる。
これは、赤ちゃん本人がいく必要なし。
私たちは約3週間、発行までに時間かかった

※居留許可手続きは会社サポートを受けることが多く、詳細が不明な場合もある。


最新の情報はまた時期によってご確認ください。先日、大使館から案内があったのは、「2025年3月24日以降は、旅券が日本国内で作成され、当館まで配送されることとなるため、一ヶ月程度の日数を要することとなります」とあったので、全部で3ヶ月かかるのかもしれないです。その場合の居留許可を含めた対応は大使館にご確認ください

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