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【高知県大川村】現役隊員からあなたへ

 現在日本各地で活動している31期12名の隊員たちに、次の協力隊になるかもしれない "あなた" へ向けてメッセージを書いてもらいました。

 2024年度「第31期緑のふるさと協力隊」から4人目は、高知県大川村で活動中の都築有沙さんです。

応募しようと思った決め手は?

 数年前に体調を崩してから自分の好きなことがしたいと思うようになり、自然が大好きだったこともあって仕事の傍ら地元の農家で農業のお手伝いを2年ほどしていました。そのとき偶然に緑のふるさと協力隊について知っている方と出会い、話を聞いたときから即参加することを決めました。

 決め手は私の好きな自然のある田舎での暮らしができることや、一つの分野に絞ることなく農業を含めて色々な分野を幅広く知ることができ、仕事ではなくボランティアという立場なので少し気楽に参加できること。生活費や住む場所、車も貸し出され、困ったときは自治体側で1人担当がついてくれるので相談に乗ってくれるなど、いきなり田舎暮らしをするよりもハードルが低く感じられたことなどです。

 そしてこの一年間で本当にやりたいことを見つけたいと思いました。自分なりに調べた後、少し不安もあったので短期間の若葉のふるさと協力隊にも参加し、後に緑のふるさと協力隊に応募しました。


休日や夜は何をして過ごしていますか?

 東京にいた頃から公園を散歩したり、自然を観察しに行ったりするのが好きでした。今住んでいる場所は標高700m程の山の中、集落の住人は約10人程、隣りの家とも離れているので聞こえてくるのは鳥や虫の声のみ、毎日自然を楽しんでいます。


 休みの日は家のことだけであっという間に時間が過ぎてしまいますが、私のいる村では自分で自由に活動を入れていけるので好きなペースで活動しています。頂いた野菜や食材で料理をしたり、疲れたときは縁側でぼーっと自然の音を聞いていたり、山を眺めたり、花を育てたり、写真を撮ったり、満天の星を眺めたり。村にはたくさんの滝もあるので眺めにも行きます。車で15分ほど離れた場所に畑を借りて野菜も育てています。夜は気兼ねなく好きな音楽を流して歌っていたり…!あとは仲良くなった人のお家へ行ってずっとおしゃべり!
 緑のふるさと協力隊として村に来てから、自然を楽しむ一人の時間も大切ですが、村の人とお話する時間もまた、大切な時間です。

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