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【群馬県上野村】現役隊員からあなたへ

 現在日本各地で活動している31期12名の隊員たちに、次の協力隊になるかもしれない "あなた" へ向けてメッセージを書いてもらいました。

 2024年度「第31期緑のふるさと協力隊」から7人目は、群馬県上野村で活動中の三宅伸幸さんです。

応募しようと思った決め手は?

 はじめまして。高知大学人文社会科学部国際社会コース4年を休学し、緑のふるさと協力隊に参加している三宅伸幸です。私が協力隊に応募しようと思った決め手は、次の2つです。

1.「未知」の世界に飛び込みたい
 「長い人類の歴史の中で、今この時を地球で生きている私たち。この地で営まれてきた人間の営みや文化、伝統を、五感でめいっぱい感じたい!」
私はそんな気持ちから、「未知」を求め、長期休みには海外に足を運んでいました。しかしある時、私が本当に求めている「未知」は、もっと人間に焦点を当てた濃密な体験であることに気づきました。そんな時、大学の掲示板でこのプログラムを見つけ、直感的に「これだ!」と感じました。

2.経済的負担を抑えた休学
 もともと休学する予定ではありましたが、休学するにあたり、「お金のかからない休学」を条件にしていました。緑のふるさと協力隊は農山村でのボランティア活動で、給与は発生しないものの、住居やガソリン代などが不要で、生活費として5.5万円が支給されます。一人暮らしの経験から、この条件なら金銭的な負担がかからないと考えました。


休日や夜は何をして過ごしていますか?

 上野村での休日の過ごし方をご紹介します。協力隊は活動日と休日の区別があいまいですが、村の魅力や地域の方々との関わりを深める良い機会が多いです。

  • 村のイベント参加
    地区ごとのお祭りや神楽、舞踊のイベントがあり、私の住む乙父地区では舞踊「かじか座」を踊りました。村の伝統を学びながら楽しめる時間です。

  • スポーツサークル活動
    各曜日にさまざまなスポーツがあり、月曜のボディコンバット、火曜のバレーボール、水曜のフットサル、木曜の野球などに参加しています。毎週開催されていないものもありますが、運動好きとしては、楽しみな時間です。

  • グラウンドゴルフ
    年配向けのイメージがありましたが、実際にやってみるとシンプルながら難しく、やりがいがあります。ホールインワンでティッシュがもらえるのも楽しみの一つです。

  • 畑や花の手入れ
    地元の方に相談して、徒歩30秒の場所に畑を借りました。時間がある時は畑作業や花の手入れをしてリフレッシュしています。

  • 散歩・散策
    「知りたいことがあるなら、歩け」と「上野村の歩く知恵袋」ことOさんの言葉を胸に、村の景色を見ながら散歩をしています。歩くことで普段見逃しがちな発見があり、自然と親しめる貴重な時間です。

この投稿を読んでくださった「あなた」と、どこかでお会いできることを楽しみにしています。

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