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【福井県坂井市竹田地区】若葉のふるさと協力隊2024 活動レポート

4泊5日の農山村ボランティア「若葉のふるさと協力隊
今年も8月から11月にかけて日本各地で開催しました!

今回は、11月に実施された福井県坂井市竹田地区からです。

5日間の様子をコーディネート役を務めた31期緑のふるさと協力隊・池田さんにレポートしてもらいました。

●日 程:2024年11月14日(木)~ 11月18日(月) 4泊5日
●参加人数:3名


1日目 11月14日(木)

 今日から活動が始まりました。福井駅で若葉の隊員と集まった後市役所に向かいました。市役所であいさつをすませてから竹田に向かいました。

 竹内さんと合流して竹田内を少し散策しました。初日ということもあり緊張しており、参加者同士ぎこちない感じでした。
 夜ごはんは一緒にカレーを作りました。少し話すことができたので上出来だと思います。


2日目 11月15日(金)

 奥山に竹内さん、市役所の中嶋さん、福井テレビの方を交えて向かいました。天気が心配でしたが雨が降ることなくブナ林まで行くことが出来たので良かったです。
 竹内さんが鉄砲を持ってきてくださったので狩猟についての説明や山の説明などを交えながらブナ林に向かいました。ブナ林の途中で昼食のおにぎりを食べました。奥山を下りる途中でカモシカに会うことができました。隊員の反応はとても良く、山で動物に会うことは珍しいので良かったです。
 宿に戻る途中、箱罠やくくり罠を見てもらいました。実際に狩猟をしている竹内さんの話は貴重だと思うので隊員の良い刺激になったと思います。

 夜は中川さん、秀幸さん、大川さん、廣嶋さんなどの市役所の方を交えて民宿中川で懇親会を行いました。


3日目 11月16日(土)

 10時頃から自然薯堀りを中川さんのところでやらせてもらいました。全部で5,6本掘らせてもらいました。自然薯を掘ってもらった後はサツマイモ堀りもしてもらいました。隊員の皆さん、スコップの使い方が不慣れなのか掘るのに大変そうでした。お昼をたけだやで丸蕎麦を食べました。
 午後からは高山さんに燻製の作り方を隊員と一緒に教わりました。猪の肉で燻製を作りましたが、みんな興味津々で作業していました。作った燻製は夜にOB会をやったのでそこで出しました。

 OB会には高山さん、久富さん水谷君が来てくれました。緑について、OBとしての話などをしてもらえたので良かったです。


4日目 11月17日(日)

 16時から活動報告会を行うので朝から準備をしてもらいました。模造紙2枚を使って作ってもらいました。12時前には完成したのでたけくらべ温泉にみんなで行きました。久しぶりに湯船に浸かってもらいこれまでの疲れをとってもらいました。丁度、お昼時だったのでソースカツ丼を食べてもらい会場設営に向かいました。
 今日は竹田企画の遠足があり、人数が集まらないかなと思っていましたが13名ほど来てくださいました。若葉の隊員たちは緊張しているようでしたが上手く発表できていたと思います。

 発表後は参加してくださった地域の方と少し交流会をしてもらいました。懇親会やOB会以外の方と話す良い機会になったと思います。今回、遠足と日程が被っていたので参加できなかった人にも聞いてもらいたいと思い、zoomも使いました。実際に遠足に行っている方から発表を聞いたよと言ってもらえたので良かったです。


5日目 11月18日(月)

 最終日ということで坂井市内の観光をしました。丸岡城と日本一短い手紙の館の見学に市役所の中嶋さんと若葉の隊員と向かいました。城には3人とも行きたいと言っていたので連れていくことができました。東尋坊も案の一つでしたが今度福井に来てもらうときに各自で行ってもらうことにしました。

 お昼をどこにしようか考えていましたが、解散時間まで余裕があったので谷口屋に行きました。竹田でたけだやの丸蕎麦、たけくらべのヒレカツ丼、谷口屋の油揚げを食べてもらうことが出来ましたので良かったです。
 隊員の皆さん、楽しかったと言ってもらえたので良かったです。


【緑のふるさと協力隊・池田さんの感想】

「若葉のふるさと協力隊」を通して学んだこと・感じたこと

 17日の報告会に一人でも多くの方に来ていただけるように一軒一軒回ってビラを配りました。竹田に来て早7か月経ちましたが、一度も顔を見たことがない竹田の方が何人もいました。今回のことで僕が関わっている人が少ないことが良く分かりました。また、僕が関わっている人は竹田をどうにかしたいと思う気持ちのある人が多いように思いました。
 できないことはできる人にいい意味で丸投げをする。

福井テレビの取材も受けました


「若葉のふるさと協力隊」を振り返って

 開催一週間前の天気予報では16日から雨予報だったので当日はどうなるか心配でしたが、なんとか天気がもってくれて当初予定して活動を無事に終えることができました。
 例年だと若葉の隊員は5∼6名ほどいるらしく今回は3名だったので少ないなと思いました。実際に活動をしてみると3名ぐらいがちょうどいいかなと思います。車が多くて2台あれば竹田内を移動でき、指示出しなどを行いやすかったです。
 Zoomでも発表を行うのは良かったと思います。しかし、反応を直接見ることが出来ないので今回のような地域の予定と被った時の手段としては良いと思います。

 竹内さんや中川さん、緑のOBなど若葉について分かり、理解ある方がいるおかげで成り立っている部分が大きいなと今回感じました。竹内さんなどがいるうちは若葉の活動もすることができるがいなくなった時に活動が厳しくなると思います。そう感じた理由として、報告会をしてみた反応、若葉が始まるまでにビラ配りをした地域の方の反応、協力隊の竹田での立ち位置です。
 報告会をして思ったことは顔ぶれがTキャンプの活動報告会や竹田で活動していて関わりを持つ方とほとんど変わらなかったからです。ビラ配りをしていた時に思ったことはそもそも協力隊自体に否定的な意見や竹田の現状で良いと思っている方、無関心な方などが竹田で3分の1ぐらいは居たような気がします。
 協力隊の竹田での立ち位置ですが、かなり高いように思います。今回の報告に来てくださった方の中には「池田君が発表すると思った」とおっしゃった方がいました。ビラ配りの時やビラには若葉のふるさと協力隊と記載していましたが勘違いした方がいました。いい意味で協力隊は緑のふるさと協力隊という固定概念のようなものを竹田の方は持っているのかなと思います。
 若葉のふるさと協力隊という活動をちゃんと認知してもらう必要があると思いました。

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参加してくれた皆さん、ご協力いただいた坂井市役所はじめ坂井市竹田地区の皆さま、ありがとうございました!

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