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初めてのフランス旅行での失敗談

都内にある大学の仏文科に合格して、姉がフランス旅行をプレゼントしてくれました。
大学入学直前の3月に初めてのフランスへ🇫🇷
ドキドキワクワク✨

今では信じられない話ですが、飛行機の中に喫煙席がある時代でした・・・。
エールフランスで一路パリへ✈️

電車を乗り継いで、ホテルへ。
メトロ1号線Nationという駅でした。
パリ在住の姉の知り合いと共に夕食のレストランのあるシャンゼリゼ通りへ。
メトロ1号線のGeorge V で降りて地上に上がると目の前にキラキラしたシャンゼリゼ通りとその先に見える凱旋門。あの光景は一生忘れません。

初めてのちゃんとしたレストランでちゃんとしたフランス料理に緊張しながらもなんとか無事に食べ終わりました。
フランス料理は日本で想像していた「大きなお皿にちょこっと料理がのっている」ものとは違い、量は多いです。

滞在中、姉おすすめのBastille広場に面したCafé Français にお茶をしに行きました。まだコーヒーがまともに飲めなかった私は、生のグレープフルーツジュースを注文。生搾りのことを「フルーツの名前+ pressé 」と言います。
グレープフルーツはpamplemousse
生搾り pressé
合わせて un pamplemousse pressé 
発音すると アン ポンプルムスプレッセ
「アン ポンプルムスプレッセ シルヴプレ」

このまま読んでも口がよく回らないのに、ギャルソンに自分でフランス語で頼むなんて緊張して余計口がまわらない。。

でも自分でなんとかポンプルムスプレッセとタルト・オ・フレーズ(いちごのタルト)を注文して、「言えたー!」という達成感に浸っていました。
ですがその後悲劇が・・。
テーブルに届いたのは、いちごのタルトとエスプレッソでした💦

私のポンプルムスプレッセが上手く通じていなくて、エスプレッソが届いてしまったんです(涙)
ギャルソンが注文を確認した時になんとなく違うことを言った気がしたのですが、「気のせいだろう」と思ってたんですが、やっぱり違いました(笑)
でも、「これじゃなくてポンプルムスプレッセを頼んだつもりだ!」とはフランス語で言えるはずもなく、姉にエスプレッソをあげて、私はcarafe d’eau(カラフに入った水道水)を飲んだのでした。

もう1つ同じ旅行中の失敗談。
当時私はagnès bが大好きで、サン=ジェルマンデプレの agnès bで服か何かを買いました。レジでお金を支払っていると、レジ横に « for free »  « gratuit »と書いてカゴに入っているものがあったんです。
タダならフランス旅行の記念にもらっておこうと、カゴの中から1つ取ってコートのポケットに入れました。
お店を出てから、姉の友人(在仏うん十年でフランス語通訳)に、
「で、これなんですか?」と聞くと、
なんと「◯ンドーム」(フランス語でpréservatif)でした💦
エイズ撲滅みたいなキャンペーンの一環で、お店として配っていたようなんです。
知らずに、無料だからととんでもないものをもらってきてしまい、青くなったり赤くなったりする結末に。。

知らないって怖い・・。
これが原動力になったかはわかりませんが、大学ではフランス語にめちゃくちゃ本気で取り組みました!

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