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フランス語上達の基礎を作ってくれた勉強法
大学では仏文科に入りましたが、1、2年生時は語学中心でした。フランス語の基礎がわからないと読めないですもんね。。
先生は半分フランス人、半分日本人くらいの割合。
フランス人の先生が主に会話などを教えて、日本人の先生(おじいさん先生が多かった・・)が主に文法などを担当してたような。
フランス人の先生の授業はさぞかし明るく楽しくやってくれるのかなー、と思っていたのですが、まるで違いました。
フランス人の先生たちは神父さんとシスターの方たちで、めっちゃ厳しい💦
でも今思うと、その厳しさの中で必死に勉強していたからこそ、基礎がしっかり身についたんだなと思います。そう考えると感謝🙏
中でも特に役に立った勉強法が、
・テキスト(全部フランス語で書かれた会話中心のもの)に出てくる登場人物たちの会話を、生徒がそれを丸暗記して2人一組でその会話をみんなの前で披露する。
・1年生の夏休みの宿題。
2人一組で会話のやり取りを創作して、それを丸暗記して夏休み明けにクラスで披露。夏休み中に友達と会って、会話を必死で考えました。ペアになった友達が、創作系が得意な子で、発表した時褒められた機がする・・。
・2年生時、怖いとの噂で有名だったフランス人の女の先生(シスター)の授業で
レポート用紙2枚くらいの仏作文を毎週提出。
毎週必死でやってたら、あっという間に1年経ってました。。
会話の丸暗記は、そのまま使えたり、少しアレンジすれば自分のこととして言えることがたくさんあり、めちゃくちゃ役に立ちました。
毎週レポート用紙2枚の仏作文は、表現力もそうですが、文法的に正しく書けているかも確認できたので、文法力がすごく上がったと思います。
ちなみに会話を丸暗記させたのはフランス人の神父さんの先生だったんですが、この先生、遅刻にめちゃ厳しかった・・。
この先生片足が悪くて杖をついてるんですけど、3階か4階くらいの教室まで階段で上がって、しかもそのスピードが足が悪いと思えないほど超早い💦
先生より早く教室にいないと怒られるので、みんな必死に教室まで駆け上がってたなぁ。
一度、授業が始まってからバラバラと教室に入ってくる生徒たちに怒りが噴出して、教室の鍵を掛けてしまったことも😅鍵を掛けられた後に到着した生徒はドアのぶをガタガタしてましたが、中にいた私たちも「絶対遅刻しないようにしよう」と誓ったのでした。
授業では厳しくて怖いイメージしかなかったですが、普通に話すとすごく優しい愛の深い先生でした。教授を辞めた後神父さんとして地方の教会に行かれてもう亡くなってしまいましたが、あの時もっといろんな話を聞けばよかったなぁ、と今になって思います。