見出し画像

たった1つのコツでスピーキング発音が2倍上達する!その3

こんにちは!NYのミュージシャン、英語コーチのみどりです。16年間の大学、大学院留学の経験で培った英語勉強法をコーチングしています!

今回は、発音劇的上達シリーズで、さらに強弱について書きたいと思います。その1では音程の高低を意識するだけで一瞬で劇的に上達する、と言う話をしました。今回は、さらに加えて強弱について話したいと思います。

日本語は基本的にピッチの高低で発音に変化を付けている、という話は前にもしました。この高低は日本人にはわかりやすいので、まずは高低をつけることで一瞬で英語が上達するのです。では今回はそれに加え、強弱です。強弱とは、息の強さ、弱さのことです。たくさん、勢いよく発音する音と、それほど強調しないところでメリハリを付けます。

例えばこの文章。

My goal is to help people live creatively using English. (私のミッションです)

この文章のどこが一番強くなると思いますか?そして反対に弱くなるところはどこでしょう。

これは、実は自分の気持ち、メッセージ次第なんです。私にとって、英語はツールであり、英語自体が目標ではありません。そして同じように、人々にも英語を使ってより人生をクリエイティブに生きて欲しい、と思っています。

なので、私がこれを言う場合は、"live creatively"が一番強く、高くなります。もっと言うと、"creatively"が強いです。私にとって、クリエイティブに生きる、ということがとても大事なことだからです。そして、英語を使って、は強調するところではないので、息の量は少なめ、そして音程も低くなります。

もう一つ例を。

I'm so grateful that I can still connect with people during the pandemic. 

みなさんだったらどこを強く、高く言いますか?まずはこの英文から気持ちをイメージして感じてください。そしてみなさんの心に一番響く言葉、共鳴する言葉を強く言います。私だったら、本当に感謝をしているので"so grateful"、そしてつながると言うことの大切さ、尊さを感じているので、動詞の"connect"を強くします。

強弱(高低)をつける時のコツは、強く言うところは自分の前、より遠くに言葉を届けるイメージで、そして弱くするところは外というよりも自分の方にに引くイメージを持って言うということです。

どうでしょうか、強弱を考える時に自分の気持ちが明確になるのが感じられますか?これは自分で言葉を選んで話す時も同じです。どの言葉に一番思い入れがあるか、それをいつも感じて話すようにしてください。細かな発音を整えるのももちろん大切ですが、まずは強弱をはっきりつける。これだけで本当に瞬時に「伝わる英語」になるんです!やはり、人に伝えたいという気持ちが一番大事なのですね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?