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たった1つのコツでスピーキング発音が2倍上達する!

皆さんこんにちは、NY在住の音楽家で、英語コーチのみどりです。

最近個人レッスンを始められた生徒さんで、スピーキングの発音がたった1回のレッスンでたった1つのコツを学んだだけで、劇的に良くなった方法をここにシェアしたいと思います!

皆さんは、スピーキングの発音は、一語一語の細かなところまで完璧に磨き上げられた発音の積み重ねだと思いますか?もちろん、私も最初は細部まで細かーく音と口や舌の形を確認しながら発音の練習をしていました。けれども、これは正直、得意、不得意があり、得意な人はすぐにうまくなるけれど、不得意な人はなかなか上達しない、ということが起こってしまいます。過去に反響の多かった記事にも書きましたが、発音で本当に大事なことはネイティブの発音を完璧に再現して話すことではありません。あくまでも自分の伝えたいメッセージを伝えることが目的なのです。そのためには、まず聞き手に伝わる発音にする、ということが大切になります。

では、どんな発音が伝わる発音なのか。それは、単語単語の発音ではなく、文として話すときに生まれるリズム、強弱です。日本語でも、「箸」と「橋」の発音では高低が違いますよね。「桂」と「カツラ」とか。ここで重要なのが、日本語はピッチの高低で発音に変化を持たせていることが多く、英語はこのピッチの高低に加えて、息の量の多い少ないで発音に変化を持たせている、という違いを知ることです。また、日本語ももちろんありますが、音の長短もあります。そしてこれはつづりからは分からないことが多いです。

さて、その生徒さんは、細かな音や口の形よりも、まず文章で音の高低をつけてもらう練習をしました。(強弱は置いておいて、まずは高低から入りました。)TEDトークでメッセージ性の高い(これが重要です。自分が興味のある話題であることはもちろん、感動する、共感できる内容のスピーチであればモチベーションが高まるからです)ものを使って、その一部を抜き出し、私が音の高低を大まかに印をつけたものを練習してもらいました。すると、最初に言ってもらった時は私が聞いていて半分くらい発音があやふやで分からない箇所があったのですが、高低をつけて言ってもらったときは全て理解できたのです。的確なところに最低限の高低をつけるだけで劇的に上達したのです。

なので、もし発音がすぐに真似できなくて悩んでいる方は、ぜひ、質の良いスピーチを聞いて高低の印をつけて練習してみてください。それだけでもすぐに2倍は上達しますよ。

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