普通に生活していたら突然病に襲われた2
幸い、気胸のレベルは軽くて、即入院という状況ではなかったけれど、一度大きな病院で診てもらった方が良いということで、秋葉原のM病院へ行きました。
でも、3週間程度の経過観察で、綺麗に治ってしまったのです。
「もう治ったので、何もすることはありません。また何かあったら来てください。」
良かったー。これで治った。
早速、ダンスのレッスンの予約をしました。
1ヶ月ぶりにレッスンに行ける!
・・・とウキウキしていたのも束の間。
ちょうどレッスンの前日に、娘が飼っているカブトムシのカブちゃんの様子を見ようと、前かがみになった時、あの音が聞こえてきたのですよ、背中から。
「ぽこぽこぽこ」
え、え、えーーーーー
これって、もしかして。。。
そうです。もう自分でも分かります、気胸が再発したのです。
そして、その日は、ちょうど生理の4日目。
初めて気胸になった時から、調べまくっていたので、なんとなく気になっていた「女性特有の気胸」。
子宮の内膜が、肺に飛んで、そこで、毎月、生理のたびに、剥がれ落ちる。
「もしかしたら、私は、月経随伴性気胸かもしれない!」
次の日、すぐに、いつもお世話になっている婦人科を受診しました。
そしたら、見事に、子宮内膜症だった。卵巣が6センチに腫れていた。
先月も、今月も、生理中に気胸になっている。。。
婦人科の先生は、とても親身に色々と考えてくださり、肺との関係もあるから、婦人科も呼吸器も両方を連携して診てもらえる、J大学病院を紹介してくれました。
J病院の婦人科でも、子宮内膜症であることは、まちがいないと言われました。
そして、卵巣が6センチを超える大きさであること、薬でのホルモン治療よりも、手術で取り除いた方が、今後、安心できることなどの話を聞きました。
その3日後、今度は呼吸器の方も受診。
しかし、月経随伴性気胸という病気は、大学病院でも年にあるかないかの稀な疾患であり、手術しても再発のリスクが高い(70%くらいとか)
ホルモン薬で様子を見るのが良いのではないかとのこと。
でも、私は、気胸について、めちゃくちゃ調べていたので、気胸専門の研究センターが二子玉川にあること、そこでの手術方法は、素晴らしいものであることを知っていたので、「紹介状を書いてください!」とお願いしました。
快く、紹介状を書いてくださり、3日後、ついに、気胸センターへたどり着いたのです!!
6月に発症してから、2ヶ月で、7軒目の病院です。
続く