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手帳のはなし

こんばんは。
気付けば下書きのストックを使い果たしていました。やっぱり仕事が始まると駄目ですね。労働が嫌すぎる。

まだ2024年気分(?)が抜けていないので、机の上にはいまだに去年の手帳が置いてあります。
わたしは中学生の頃からずっと手帳を使っているのですが、使う手帳のメーカーはだいたい毎年バラバラでした。



手帳の歴史

中学生の時は部活がめちゃくちゃ忙しく、もはや部活をしに学校に行っているような生活でした(部活を引退したら見事に燃え尽きました)。
その頃は「月間+週間ページ」がある手帳を使っていました。字がでかいわたしは月間ページに予定を書ききれないので、週間ページが日々の生活の命綱でした。
黒いボールペンじゃ面白くなかったので、少しくすんだ水色ボールペンを手帳に差していました。字がでかいと文字色が黒なだけで結構な圧迫感があるのでね。

高校生の時も「月間+週間ページ」を使っていました。相変わらず字がでかいわたしは今度はオレンジのボールペンを差していました。
わたしは文房具が好きなので、他の人がどんな文房具を使ってるか結構気になります。文字を書いている人の字ではなく筆記用具を観察してしまいます。
高校は音楽科だったので、週1回実技レッスンがありました。当時わたしを教えてくれていたクラリネットの先生が、濃いブルーのボールペンを持ち歩いていたんですね。その頃出始めたばかりの、今ではすっかり見かけなくなったシリーズですが。
デザインがカッコよくて発色が綺麗だったので気になり、色違いでオレンジを買ったわけです。さすがに色まで同じにする勇気はなかった。

大学生になってからも「月間+週間ページ」タイプを愛用していました。が、ずっと字がでかいわたしはとうとうサイズをひと回り大きくしました。
デザインもビニール製のカバーからレザー調の物になり、見た目は少し大人っぽくなりました。
この頃は予定の変更やメモを頻繁に取るようになったため、シャープペンもほしくなります。字がでかくカラバリもほしいわたしは、スタイルフィットの4色ホルダーを使っていました。シャープ、ピンク、紫、青の組み合わせだった気がする。自由過ぎる組み合わせ。
大学生ともなると、個人の他にアンサンブルの練習・レッスンが多発してきます。そしてみんな科が違う(ピアノ科、声楽科、管弦打楽とか)ので予定合わせるのが大変。だから色分けとか急な変更に対応できるようにしてました。
ちなみに、大学で師事していた先生は超カッコいいペンを持っていました。その名も万年筆です。インクはブルーブラック。
この先生はわたしが卒業する時に、なんと万年筆をプレゼントしてくれました。そこから万年筆沼にハマったことを報告できていないのが心残りです。

最近の手帳

社会人になり、ペーパーレスの時代でそもそも(プライバシー保護的なあれで)会社の業務フロアに筆記用具すら持ち込めないので、ぶっちゃけ手帳に書き込む用事も学生時代より減りました。字のでかさも関係ない。

それでも手帳自体好きなので、毎年買って使っています。近年はもっぱらこの2冊。

ロルバーンダイアリー L

ロルバーンはMサイズも使ったことあるんですが、メイン手帳にするなら断然Lサイズ派です。何故なら字がでかいから……。
毎年表紙が最高すぎてどれにしようかめちゃくちゃ悩みます。だいたいおいしそうな食べ物ロルにします。箔押しがレインボーだとテンション上がります。
Mサイズは手のひらよりちょっと大きいくらいのサイズ感で可愛い。今は余ったページに読んだ本の感想とかを書きなぐる読書ノートになっています。
ロルバーンダイアリーはシールとか入れられるポケットがあったり、月間ページの他はほぼ大量のメモページで実質ノートだし、リングにはボールペンをぶっ差せるしでめちゃくちゃ使いやすいです。横罫じゃなくて方眼なのもわかってる。ありがたい。
あと、月や曜日が英語表記だけじゃなくドイツ語でも書かれてるので、ドイツ語勉強してる人はちょっと嬉しい気分になれるかも。ドイツ語表記ある手帳ってなかなかないぞ。

MDノートダイアリー A5

〈月間+8分割メモ+無地ページ〉の組み合わせを使っています。これ便利なのが、週間ページではなく8分割メモなので日付が入っていないところ。
毎日書くほどの予定があるってことがないので、特に書くことがない日は空欄のままだったり、他のメモにしたり、らくがきをしたりしてます。
月間ページには字がでかいわたしも大歓喜の余白があるので、そこにもメモやらくがきを書いてます。予約した推しのグッズとか買い物リストとか支払いの予定とか読んだ本のタイトルとか。
このMDノートシリーズは紙の書き心地が沼です。個人的に好きなのはシャープペンや色鉛筆、そして万年筆。相性抜群です。好きすぎてお絵描きノートもこのシリーズ使ってる。
ちなみに、この手帳にはビニールカバーをかけて推しのネップリを挿んでます。ペンホルダーにはユニボールワンを差してる。これは緑インク。

実を言うと、去年までは〈文庫1日1ページ〉タイプを使ってました。文字通り365日毎日1ページずつ書ける文庫サイズで、バレットジャーナル的な運用をしてたのですが、まあ空白が目立つんです(当たり前)。
1日サボるとまるっと1ページ空く……メンタルやられてる時とかごっそり書いてない期間があって、何も書いてないのにその辺のページを捲ってると嫌なこと思い出しちゃったのでやめました。

使い分け

メインの手帳にしているのはロルバーンで、主に「何でもノート」として使っています。
部屋の模様替え計画、断捨離メモ、旅行の計画、お金振り分けメモ、推しに関するメモ、アイディアのメモなど、何でも書きます。
映画、美術館、演奏会の半券とか、旅先でもらった紙物とか、取っておきたいレシートとかも貼ってます。

MDノートダイアリーはToDoリストと日記として使っています。
2025年はすでに5日間くらい空欄があるけど、日記は気が向いた時だけ書いてます。こっちの手帳は一日終わるごとに月間ページに斜線を引いてます。謎の達成感を味わえる。

一応だけどアプリも使ってます。
基本アナログ人間なのでスマホのカレンダー機能とかほぼ使ってなかったんですが、出先でカレンダー見たい時に困ったので最近スケジュールアプリを入れました。

手帳はほぼ家置きのため、出先ではこのアプリを使ってます。買い物リストにも使える。
見やすいし痒いところに手が届く機能が色々あるので、アナログ人間でも使いやすい。
(元々スマホに入ってるデフォルトのカレンダー、祝日が書いてないのどうにかしてくれ)



こんな感じでゆるっと手帳を使っています。

それでは、手帳を使っている人もこれから使う予定の人も、良き手帳ライフを~。


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