新幹線の中から始まった、「キャリア副業」を目指すlotsfulの旅
こんにちは。副業マッチングサービス「lotsful(ロッツフル)」の代表をしています田中です。
今日、2021年6月17日にlotsfulは2周年を迎えることができました!👏
日頃ご利用いただいているタレント(副業希望者の方)の皆様や、企業の皆様、応援し支えてくださる方々、そしてlotsfulに携わってくれている仲間たちに感謝しています。
いつもありがとうございます!
この2年間は記憶がないくらい怒涛の日々で、
個人として発信をするのも憚られるくらい、まだまだ実現したいことに遠い状態ですが、せっかくの節目なのでこれまでのlotsfulとこれからを記録しておきたいと思います。☺︎
1.lotsfulとは?
lotsfulはキャリアアップしたい個人とベンチャーをはじめとする企業を「副業」でつなぐ、副業マッチングサービスです。
自身のキャリアを広げたい副業希望の現役社員の方々に多く利用いただいており、スタートアップや大企業の新規事業部門、中小企業などにマッチングし、副業メンバーとして活躍していただいています。
2.自己紹介と、lotsfulの生い立ち
そんなlotsfulは、出張へ向かう新幹線の中で生まれました。
たまに忘れかけますが(笑)、私たちはパーソルイノベーションという会社に所属しています。パーソルの横断的な新規事業創造をミッションとする組織です。
私は元々パーソルの前身のインテリジェンスという会社に新卒で入り、IT・インターネット領域のベンチャーを中心に転職支援の法人営業を経験し、そこから異動して当時はeiicon(現AUBA)というオープンイノベーションのマッチングプラットフォームの立ち上げをしていました。
人材エージェントでスタートアップの経営者や人事の方と突っ走っていた4年半は、本当に天職だな〜と思う最高の日々で、私はHRのビジネスが大好きで、個人の可能性を最大化する支援に携われることにやりがいを感じていました。 そこから企業同士の出会いと事業創造を支援するeiiconに異動し、新規事業キャリアが始まります。
2018年の5月頃、私にいつもチャンスをくれる恩人、eiiconのfounderの中村亜由子さん(普通の人の100倍速で生きているパワフルすぎるチャーミングでloveなヒト)と出張に向かう新幹線に乗っていました。
eiiconを立ち上げて約2年、やりがいのある日々でしたが、心の中に「やっぱり人材支援に携わりたい」という気持ちを見つけた時期でした。
eiiconに異動する社会人5年目、毎日が充実しながらも営業としてのキャリアステップにどこか不安を感じていたこと。
数々の大企業×スタートアップのオープンイノベーション支援に携わらせていただく中で、 大企業の中の人たちが、初めは戸惑いながらも新しいルールを必死に作り、人が変わったように仕事をしていく姿。
会社の付き合いを超えて大企業の人材を巻き込み、1人入ることでたちまちブレイクスルーしていくスタートアップ。
そんな様子を隣で見てきて、 「事業と人の成長のきっかけって、良い形でもっと増やせそうだな」と思っていることを話していました。
「じゃあそういう、みどりが本当にやりたくて欲しいと思うサービス一緒に作ろうよ!」と亜由子さんに言われ、
「え、無理、わたしが先頭に立ってサービス作るなんて・・」とうじうじしていた、行きの新幹線。
といったことを、帰りの新幹線の中でバーッと話していくうちに、「副業」という形に行き着き、会社に起案して事業化しよう、となったのがlotsfulが生まれたきっかけです。
3.lotsfulの立ち上げ期
なぜパーソルの中で立ち上げたかというと、この莫大な、HRの隅々までに関わるリソースを使って、とにかく早く文化を創りたかったから。
(このフィールドでどう仕掛けていくかは、まだまだこれからのお楽しみ。)
やるぞ!と決めた後は、eiiconをやりながら、日々事業プランをブラッシュアップしたり、友人の会社で自分も副業をやらせてもらったりしました。
eiiconでは、毎月100-200人程名刺データが増えていく出会いをもらっていたので、とにかく出会う色々な方に話を聞いて、生の課題や声にたくさん触れながらlotsfulの形を作っていきました。
サービスリリースする前に、壁打ちや突撃メッセージでアドバイスいただいたり、フィジビリに付き合って下さった方々には大感謝です。
正直この辺りまで、特に他の副業サービスのことをあまり知らなかったし、市場調査もほぼしていなかったw
こんな世界観でありたい!と思うイメージとビジョンが強くあって、それをどこから形にしていくかを模索するために課題とニーズを吸い上げて、色々なパターンで企業と個人をマッチングしてみて、その後両者からフィードバックを細かくしつこいくらいに聞いて、、と小さなPDCAを回しまくっていました。
営業出身なのでそういう事業の作り方しかできない・・(その後ちゃんと市場調査もしました)
社内に対しても、数々の試練を乗り越え(書けない)、色々な方に応援してもらって無事に事業化することができました。
その後も、開発知見がなさすぎて半泣きでプロダクト開発を勉強したり、
昨年4月にlotsful専任となったタイミングでコロナショックになり、一瞬青ざめましたが、リモートワークが追い風となり、この1年で副業を取り巻く環境は大きく前進したと思っています。
lotsfulでも、とにかく色々な副業に伴走させていただき、1つ1つの事例を地道に発信したり、
エージェント機能だけでなくプロダクトをリリースしハイブリッドなモデルを作っていったり、
1to1のマッチングだけでなく、プロジェクトを組んで副業活用文化を広げていく取り組みを進めたり、
まずは副業を受け入れようと思ってもらう企業のキッカケを作る企画をたてたり・・
どんどん仲間も増え(みんな最高)、事業も1年で10倍程に成長しました!(最初がしょぼすぎた)
4.lotsfulのこれから、目指すもの
ここ2、3年で副業を解禁する企業も増え、副業者を受け入れる企業も徐々に増えてきました。
労働人口が減少していく中で、人材を確保していくことがより難しくなっていく企業と、
職業寿命が企業寿命をこえ、1人が1社で勤め上げることが難しくなっていく個人。
特に個人側の新たなことに挑戦したいという気概は(不安からくるチャレンジも!)最高潮に高まっていると感じています。
ただ、現在の副業における課題は、スキルがある人でさえ「自分の経験が何に役立つかわからない」「スキルアップしたいけど、副業先をどう探せばいいかわからない」という人がまだまだ溢れていること。
企業側も、フルタイムでないメンバーに、どのように業務を切り出して任せていけば良いかのノウハウを持っている企業が少ないこと。
エンジニアやデザイナーと比較すると、特に、明確なスキル提示がしづらいビジネス系職種のマッチングはまだまだ進んでいない。
テクノロジーが発達し、産業の壁がなくなっていく中で、 近しいコミュニティや経験値だけでない交わりがより必要になる時代になっていくと思っています。
個人も、会社や肩書きでなく、これまでの経験で得たスキルをいかに自身で #タグ化 してキャリアにつなげていけるかが問われる時代に。
そんな時代でも、前向きに、欲張りに、個人と企業が共に成長できる「キャリア副業」がもっともっと当たり前になっていくといいなと思います。
『lotsful』のサービス名は、「たくさん」を意味する「lots」と、「〜の多い」の「full」の組み合わせ。やりたいことに制限を設けず、欲張りな人生を送ってほしい。そんな想いを込めています。
私たちがミッションに掲げている、『可能性を拡げる体験機会を提供し、主体的なエネルギーあふれる人と組織を創る』を実現するために、3年目も精一杯がんばっていきます!☺︎
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