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天皇のエッセイ「テムズとともに」感想

図書館に現天皇が昔に書いたオックスフォード滞在記の復刊、
「テムズとともに」があったので、借りて読んでいます。

天皇陛下は、テレビでたまに見かけて、
真面目そうな立派な方という印象だったのですが、
あまり文章は読んだことがないので興味深く読んでいました。

大学では人文科で学ばれたということもあってか、
文章も上手でユーモアもあり、読みやすいです。
たぶん直接お話ししたら、話上手な方なんだろうな、とか、
雅子様は結婚の申し出を一回断ったんだけど、
天皇と宮内庁の電話攻撃で降伏?して婚約にたどりつけたので
巧みな話術があるのでは?などと憶測したり。

プリンスなので、掃除は他の人がやってくれる事だと思っていたり、
お洗濯で失敗したりと、周りの人に大事にされすぎてる感や
大使の人たちと会食などの交流が多かったりと、
私庶民からすると浮世離れ感があり面白かったです。
もっといろいろ本書いてくれればよかったのにな、と思ったのですが、
他に出版された本は1冊くらいのようです。

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