卵巣出血で入院した話、体験談3

入院費は?

私書き忘れていました。4日入院しての入院費のことについてです。私が入院した病院は包括医療というのをされているらしく、簡単に言ってしまえば「どれだけ点滴を受けようが医師の診察を受けようが1日の入院費は変わらない。差額ベッド代もなし」というものでした。別に個室ではなかったですが点滴を変えてもらう度に入院費が気になっていた私には朗報でした。

肝心の入院費は4日の入院で5万くらいでした。主人の年末調整で返ってきたお金で支払ってもらいました。ありがたや。

退院してから

退院当日は主人がどうしても仕事が休めず母に迎えに来てもらいました。お腹の痛みはマシになっているとはいえどまだ炎症反応は高く、血圧も低くなっていた為フラフラしてました。近くに実家があるのは有難いことです。

生理も終わりに近づいていました。生理って終わりかけにちょっと血が出たりするじゃないですか。でも今回は1週間くらいかな、血の出方が違いました。なんていうか微量の血がシュパパパ!って小刻みに出る感じでした。大した量ではありませんでしたが。

そうだ、仕事は1週間程休んでねと医師からは言われました。また休むのか…と私のうつ状態も続きます。

退院後初めての外来

2/6に卵巣の様子を見てもらいに外来へ。この時は日常生活は普通に送れる程度には回復していました。

今回は直前にしっかりシャワーを浴び清潔な状態で内診へ。出血は止まっており、卵巣は4センチまで縮んでいると聞き一安心。ただ次の生理に同じ状態になるかもしれないと言われ様子を見たいとのことで中用量ピルを処方されました。10日間中用量ピルを飲んで、その3日後くらいに生理が来るというシステムらしいです。また、その後も低用量ピルを半年程飲んで子宮を休ませたいとのこと。

私は超低用量ピルのヤーズを数年間服用していて調子が良かったためヤーズを希望したのですが、この病院では出せないと言われてしまいました。

ヤーズは非常に優れた薬なのですが血栓のリスクが他のピルより高いのです。でもちゃんと検査を受けていればそんなに危ない薬ではない。だからここの病院と製薬会社との繋がりがあるのかなと疑ってしまいましたが…とりあえずOKしました。ルナベルのジェネリックを処方されました。私ジェネリック大嫌いなんですけど(またこれは記事にしたいですね)お金もないのでOKしました。

中用量ピルを飲んでみて

多少食欲が出ました。あと有り得ない場所にニキビが出来ました。頬のところとか。あと浮腫みでふくらはぎが痛かったです。とはいえ、服用している10日間はそんなに不快感はありませんでした。そしてお腹の痛みもほぼ無くなりました。

低用量ピルのルナベル服用開始

生理が始まった日からルナベルの服用を始めました。幸い生理中に卵巣出血は起きず一安心しました。ただ、痛みの種類が変わった感じ…普段の生理痛ではなく、下腹部の鈍痛というか…これも子宮内膜症になったせいなのかな?と考えていました。

生理後からまた下腹部痛が復活

生理終わりかけの2月18日頃からまた下腹部痛が出てきました。今回は分かりやすく右卵巣が痛みました。卵巣が痛むと炎症しているのか便秘になります。そうするとまた下腹部痛になりました。

再度産婦人科へ

2/20に外来に行きまたエコーで卵巣の様子を見てもらいました。そしたらまた卵巣が6センチ程腫れている、中に古い血液が溜まっているっぽい。と医師に言われました。こうなるとやはり子宮内膜症の可能性が高いかなとも言われました。

私は徹底的に調べて下さいとお願いし、MRIの予約を入れました。大きい病院なのでMRIの予約も12日程先…仕方ないと思いつつ予約をしました。私は頭痛でMRIは撮ったことがあったのですが造影剤を入れてのMRIは初めて。まれに副作用が出るとのことで同意書にサイン。この日は抗生物質と痛み止め(ボルタレンのジェネリック。効かなかった)を処方され帰宅しました。

ルナベルの副作用に耐えられない

痛みが続く中もルナベルは飲んでいましたが副作用が出てきました。

ほてり、浮腫み、胸の張り…そして1番辛かったのは食欲増加です。食べても食べても何かが食べたいという欲求が抑えきれなくなりました。これは摂食障害経験者としては恐怖です。私はもう自然に健康的に太るのはアリだと思ってます。炭水化物を抜いたりはしないし、お菓子も毎日食べてます笑

あと私が飲んでいるセロクエルという精神薬。この薬は主に統合失調症の方に使われているのですが、鎮静効果があり依存性が少ない為眠剤代わりに服用していました。

これも服用すると理性が外れてしまうのかよく夜中にお菓子食べてました。でもセロクエルは服用後数時間だけその症状が出る、という副作用だったのであまり気にしていませんでした。眠れないと仕事行けないしね。

でも、ピルのの副作用で「常に」何か食べたいという衝動が起き、不自然に太るというのは耐えきれません。とうとうある日大量に食べ、嘔吐をしてしまいました。数年ぶりの過食嘔吐にショックを受けました。

ここでルナベルの服用は勝手に辞めました。異常な食欲は収まりました。

ルナベル止めて不正出血

まあ仕方ないですよね…この時は酷い生理痛でした。腰も異常に痛く主人に叩いて貰ってました。それでも副作用がなくなり楽になりました。寝込んだのは2日、不正出血は4日ほど続きました。これは自業自得ということで。

次はMRIの話とその結果について書こうと思います。




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