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3月7日 仕事について

もう5ー6年フリーランスをやっている知人が、たまたま人の縁でこの半年ほど会社員に戻り仕事をしているのだそうで、ものすごくストレスを感じているという話を聞きました。


ひとりで仕事をするのと、みんなと仕事をするのとって、全然違う力が必要とされるというか、努力の方向が全く違うんですよね。私も両方やってみたからよく分かります。



独立して仕事をしていると、お金の計算からスケジュール、営業やアフターフォロー、苦情受付まで、自分でしなければいけないので、必然と仕事ができるようになってきます。一人でやらないといけないから、大抵のことは、ひとりで解決できるようになるんです。そして、必要以上に人におべっかを使ったり、誰かを立てたり、よくわからないけど不要な付き合いをして、周囲に迎合する必要がなくなります。いらないことは、している暇はないのです。


反面、会社勤めだと、自分の仕事の範疇が決まっていて、やる必要があることと、やらなくていいことは明確に分かれます。やらなくていいことは他の誰かがやってくれるので、管理職でない限り、自分の専門外のことは、同じ会社の仕事でも全くわからない、というのが普通です。そして、ある程度の迎合力が求められます。つまらないけれど上司だからその人の話を聞いたり、なんとなくいないといけないっぽい会議に出たり、無駄だよなとは思いつつも、上司や上の人に気に入られる努力ができる人が、同じように上に行き、収入が上がっていくのです。仕事のできるできないと、ひとつの会社の中で出世するしないは殆ど関係ないです。

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