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11月16日 上野 右前歯ちゃんと、愛について

今日は歯と、恋愛の話。


前歯の仮歯が取れる。おとといも取れて、付け直してもらったのに、まただ。



確か4年前の朝霧JAM(野外フェス)に行く日の朝、頭からすっ転んで右前歯を半分をスパン!と折った。とりあえず痛かったけど待ち合わせもあるから、富士山の麓で歯科に行った。まさか歯が折れてると思わなくて、仲の良さそうな老夫婦でやっている歯科の先生に「痛かったでしょうに、よく我慢したねえ」と言われる。確かに痛いけど、まあこんなものかなと思っていた。スパン!とおった右前歯の根っこ半分は生き残っていて、その後は東京に戻って来てから、上は仮歯にしたままだったのだ。その後の治療で、右前歯の根元を残すには部分矯正をしたほうがいいね、と歯科医に言われたことがきっかけで、全体矯正に踏み切ることにした。


矯正が終わったらインプラントのクラウンを作ってもらうつもりだったが、どうやら土台に残った根っこ半分の歯は、3年前に再び転んだ時、更に欠けてしまっていて、仮歯を止めることができなくなっているらしい。

今までよく持ったもんだ。

てか、3年前にそんな説明されたっけ。抜かなきゃいけないって、聞いたような、聞いていないような。。。



流石に前歯なので仮歯といえ、ないと見た目的にまずい。次の治療日まで、絶対に取れないよう、隣同士の歯とがっちり止めてもらう。止めると言っても、樹脂なので、剥がれてしまったら終わりなのだけど、そっと扱えば、大丈夫、かなあ。。。?



当時は出っ歯で、歯並びがガチャガチャだったけど、割とその欠点も愛されていたので、右前歯の半分を喪失したことはとてもさみしかった。根っこ半分も、もう結局抜歯しなければならないなんて。仕方のないことだけど、歯がなくなるのは、なんだかとてもさみしい気持ち。



右前歯ちゃんは、まだ、さようならしてないけど、さようならするんだな、と決意をした日だったのでした。



今思うと、当時は、怪我ばっかりしていたなと思う。間違ったことをしているときは、怪我や病気などをするらしい。わたし自身は転機の時だと思っていたけれど、行動を改めなさい、とどこかからメッセージが来ていたのかもしれない。


当時一緒にいた恋人との暮らしは、


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