【DJ】初心者の練習は「同じ曲でMIX&録音」が上達の近道
DJミックスで上達する練習方法は「2枚同じ曲で何度もMIXして録音する」です。
PC DJの方は大体のアプリに録音機能があります。PCでない方は、オーディオインターフェースや手持ちマイクで録音しましょう。
この練習の具体的なメリットは「ミスがわかりやすい」「余計な費用がかからない」「時間が無駄にならない」と初心者にうってつけの練習方法です。
【ミスがわかりやすい】
まったく同じ2曲でMIXすることで、ミスの場所と種類が特定しやすくなります。
ミスがよくわかるということは、自分のクセや、技術的に足りない部分がピンポイントでわかるため、次の対策が立てやすくなります。
「いろいろな音楽で練習することで、知識の幅やDJとしての味がでるのでは?」と思われるかもしれませんが、基礎的なテクニックがともなっていないのに、いろいろな音楽をかけても、お客さんは振り向いてくれません。
【余計な費用がかからない】
テクニックを身に着けるためだけに沢山の楽曲を買う必要がない為、費用が浮きます。新品のレコードやデジタル音源はあつめる楽しさがありますが、あくまで上達がわからなければ結果的に価値が損なわれます。
浮いたお金はレコードの針やヘッドフォンをグレードアップする、または、スタジオで大きな音で練習するなど、スキルアップに投資しましょう。
【時間を無駄にしない】
練習前、沢山の楽曲から選択しなくてよいので、すぐにプレイにとりかかれます。しっかり選んだ音源で練習して、ミスと改善内容がわからないのでは、選んだ時間がもったいないですよね?
今回は初心者が効率的に練習をする方法をご紹介いたしました。この練習方法の難点は地味なところです。同じ曲をやり続けるため、DJ本来のいろいろな曲をつなげてグルーブをつくる楽しみがありません。
しかし、野球選手が素振りやノックを大事にするように、基礎を徹底的に磨き上げることで、丁寧で聴きやすく、本番に強いDJになれます。
ちなみにDJの録音練習のオススメはDR-07MKIIです。予算に余裕がある場合は、上位機種もおすすめです。