もしかして: 彼氏いらない?
気づいてしまった。
いや、ずっと前から、気づいていたのかもしれない。
ひとりって、楽しい!
友達に恵まれていることを加味して、あえて言わせてほしい。また、これが恋人がいない人間の強がりだと思われても仕方ないし、まあ2割くらいは強がりだろうし、というか強がりだから何か?と強気でいけるくらいのメンタルではあるから、言わせてほしい。
休日、何も予定がない。終日、ひとりで過ごす。
このことが寂しいとは思わない。
天気がよかったら、ひとりでドライブしてもいい。
読書に費やしてもいい。
気になっていた映画を家で鑑賞してもいい。
東海オンエアの1時間超えの動画を観るのにも、もってこい。
平日サボりがちな、細かい部分の掃除だって、こういうときにやるべき。
もし、彼氏がいたら、なるべく多くの時間を一緒に過ごしたいので、ひとりの時間はぐっと減るだろう。
それが幸せであり、またある意味では不幸せなことに、気づいてしまった。
もちろん、友達と遊びに行ったり、近況報告をする時間も必要だ。
友達との時間は楽しい。しかし、ひとり時間も楽しい。
友達がいるからこそ、ひとりの時間というものは尊くなるのだ。
目の前に、かっこよくて、背が高くて、笑うと白い歯が眩しくて、短髪で、手がゴツゴツしてて、スーツが似合って、私服はおしゃれで、車で流す音楽はsuchmosとかSIRUPとかセンスがあって、声が良くて、笑いのツボが一緒で、謙虚で、穏やかな彼氏がいたら、それはそれは幸せだろう。
しかし、恋愛が人生の要だとは限らないことに、気づいてしまった。
失恋で自棄になっている割合は、まあ2割くらいで、これが強がりだとしてもそうですか言わせておこうという強めのメンタルでいられるから言わせてください、ひとり時間最高。
先日の日曜日、遅く起きたが、それなりに充実していた。
まず、行きつけのお花屋さんでいくつかお花を購入。東北八重向日葵という、たんぽぽのお父さんのようなビジュアルの花は、夏らしく、でもちょっぴり素朴でお気に入りだ。
そのあと、天気が良いので、軽く散歩をして、初めて入るカフェに休憩へ。
『かっさらう』みたいな名前の、異国のチーズケーキを食べた。
チーズケーキの濃厚さと、ベリーの酸味がいいコントラスト。
中津川を一望できる、最高のロケーション!
帰りにスーパーに寄り、軽く買い出しをし、夕飯に麻婆豆腐を作って食べた。
ひとりで過ごす。これって寂しいことだろうか。
めちゃくちゃなことを言ってしまえば、自分が寂しくないと思わなければ、寂しくないのだ。
自分が理想とする女性像として、ひとり時間を有意義に過ごす人、というものがある。
そして、恋愛依存症でない人こそ、自立している人、という価値観である。
自分に自信がないと、恋愛にのめり込んでしまいがちだが、恋愛しなくても何も思わない、それより明日何着て、何食べよう、次の休日はどうやって過ごそう?という考えのもと生きていきたい。
先日の日曜日は、早起きできれば、申し分ない休日だったのだが。
彼氏より、早寝早起きがまず先である。