愛すること。
当たり前のように、誰かを愛していた僕は。いつの日か、愛されないことを恐れていた。
僕を愛してくれている人がいる。
僕を好きでいてくれる人がいる。
もうそれだけで、僕は死んでもいいよ。
それだけで、意味があると言えるよ。
誰かを好きになると、僕は生きていける気がするんだ。この世界が明るくなって、空気が透る。
誰かを探している時は、やけに空気が濁っていたのを思い出す。
君が誰かを好きでいるのは自由だよ。
それは誰にも止められない魔法だよ。
僕が言ったこの言葉が、誰かを愛しますように。
永遠という名の真実の愛に、僕は出会ったのかもしれない。
これが違うのなら、もう。この世には存在しないだろう。
君の愛も、貴方の愛も。
全部本物なんでしょう。
君の、貴方の全てで、僕に証明してみてください。
きっとそれは、誰にも負けない。
誰かを愛すること。
僕の中でこれは、生きることに変換できるのかもしれない。
誰かを愛すること。
僕の中でこれは、この世界の中心なのかもしれない。
誰かを愛すること。
君にとってそれは、大切なことですか。
僕がいつか死んでも、貴方だけが、幸せでありますように。
君だけが、愛されますように。
僕はこんなくだらないことを、今日、言いたかったのかもしれない。
誰かを愛すること。
それが自分にとって、最高の武器でありますように。