投票選抜戦2020~JUNのミド活ヒストリー②
見習いミドレンジャー
前回の記事で私が夏目翠プロを麻雀格闘倶楽部の投票選抜戦2020で推しプロに選んだことは書いた。
ところが、
よし!じゃあこれから夏目プロをガンガン推すぞー!
っていうにはほど遠く、平日は会社帰りにゲーセンに立ち寄るも毎日ではなく、週末もまぁ打っても数時間という感じであった。
そんな状態で開幕から18日が過ぎたその日も私はまだプラチナSSSサポーター(投票800票を超えると付く格付け)にもなっていなかった。
はじめての夏目翠プロとのマッチング
2020年8月20日(投票選抜戦2020第18日目)
その日がとうとうやって来た。はじめての夏目翠プロとのマッチング(ゲーム内対戦)である。
半荘戦の東場は私がリード。しかし、南場に入って翠プロからリーチを受ける。考えた末に北のトイツ落としに出たら…
夏目翠プロの麗しいご本人満貫カットインにショックより見とれてしまった。翠プロは見事なシャボ待ち。
そしてオーラスは2着目を“1000点キック”でいなして下さり私が2着で終わる。
対戦後、Twitterで「あの北切ったのがJUNさんでしたか。」と翠プロからコメントをいただく。
多分、自分という人間を夏目翠プロに認識してもらえたはじめてのことであっただろう。
その後、期間中のマッチングは計6回に及び、その内の1回ではじめての勝利をつかんだ。
その時に作ったキラカードに約半年後、はじめてリアルでお会いした夏目翠プロからサインをいただくことになる。
若気の至り
それは投票選抜戦2020の終了を3日後に控えた10月2日のことだった。その頃になると何とか上位サポーターエンブレム(100位以内)をもらおうと必死でゲーセン通いを続けていた。
そんなある対局。宝剣持ちのその対局は小場でラス親の私は原点は割っているがトップまで2,000点差の3着目であった。まあまあの配牌。
字牌の北から切り出して『さぁどこが入ってくれたらうれしいかな』などと考えていたら下家が切ったのに自分のツモ牌が来ない。
次の瞬間の表示に愕然とした。四風連打。卓には四枚の北。そして流局コールのあと3位確定の表示。最後の北を打った下家は4着目。まさか自分から好んでラスを引くわけはない。
宝剣が折れる音。心が折れる音。
私のメンタルは崩壊。無茶苦茶ブチ切れていたのは今でも覚えている。
そして、あろうことかそのメンタルのままTwitterに向かってしまった。
しかもそれは自分のアカウントではなく翠プロのアカウントに…
「聞いて下さいよ!今日こんなことがあって………」
翠プロの「その方なりの事情もあったかも知れないし、決めつけるのは余りよいことではないですね。」という返信をみてようやく冷静さを取り戻した私は
『あぁ、翠プロのコメ欄を汚してしまった…』
と深く後悔して、自分のコメントを消して、そこから無期限の自主的な出禁を自分に課した。
この出禁は翌年の春まで続く。こちらの経緯はまた次回ということで、グダグダのテンションの状態で投票選抜戦2020を終えた。
後半目標にしていた4,000票には届かず3,927票での81位という結果。
上位サポーターの称号をもらった時は少し気分も上がったが、出禁中で夏目翠プロにお礼も言えずに私のはじめての本格参戦の投票選抜戦が終わった。