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第1回イベントで助けていただいた三人の麻雀プロの方たち~JUNのミド活ヒストリー⑮


イベント募集開始から


募集開始から一週間で枠があっさり埋まった第1回翠の会イベント。
ところが、開催1か月前辺りから「キャンセルの連絡が届く→再募集→再度埋まる→キャンセルの連絡が届く」のリフレインが3,4回。
『まぁそんなに簡単にすべてが上手く運ぶわけがないよなぁ…』
っと産みの苦しみを味わう。
 
 
大会運営未経験の私は、あちこちで「大会運営のお手伝いをさせて欲しい」と頼み回ったのだが何れも断られてしまう。
そりゃ面識のない人間がいきなりDMして来て「手伝いをさせて欲しい」と言ってきたら誰だって尻込みする。
 
仕方がないので、本番前に参加者としてなるべくたくさんの大会に出て運営のやり方を学ぼうと3つほどの大会に参加した。
それでもやはり未経験者の運営は不安であるとのことで、日本プロ麻雀連盟から運営補助として大庭三四郎プロに来ていただくことになった。

大庭三四郎プロのこと

第1回イベントの運営サポートをして下さった日本プロ麻雀連盟大庭三四郎プロ

ここで時間を少し進めて、第1回翠の会イベントではじめてお会いした大庭プロのことを書いてみたい。
連盟の窓口の新谷プロから当日お手伝いいただけるのが大庭プロであるとのご紹介を受けたのはイベント直前であった。
私の印象は「無茶苦茶シュッとしたスマートな男性」という感じ。
連盟は子弟制度は取っていないが、瀬戸熊プロの麻雀が理想だとおっしゃった。

折も折、クリスマス・ファンミーティングを開催した2021年12月11日は「麻雀最強戦2021ファイナル」の1日目であった。
この年の麻雀最強戦は映画化されたので覚えておられる方も多いだろう。
優勝をほぼ手中にしていた宮内プロを瀬戸熊プロが逆転条件の倍満ツモでオーラス大逆転優勝をした年だ。
 
イベント中にこの最強戦の結果が気になる参加者がおられて、会場のお店のテレビで最強戦を流していた。
大庭プロはやはり瀬戸熊プロの結果が気になるようで、でも運営補助で来ているのでジッと最強戦を見ている訳にもいかずにソワソワしておられた。
それでも、瀬戸熊プロが無事に翌日の2ndステージに勝ち進まれた際には小さくガッツポーズを取られていた。
 
ちなみの大庭プロの通り名は「痛覚を失った男」らしい。
どういう経緯でこの名がついたのだろう?

一般参加の二人のプロのこと


イベント開催一か月前に突然ある麻雀プロの方から「ファンミーティングに一般参加者として参加したい」とのDMが届いた。
ちょうどその時は満席になっていたのでキャンセル待ちでお願いをしたが、ゲストの形でなく一般でプロが大会に参加するのはその方の所属団体では微妙な状況であった。
その後参加が承認されて大会にご参加いただけた。
経緯が経緯だけにそのプロの方のお名前は伏せるが、当日この方と麻雀が打てた参加者の方もサプライズ的な対局でうれしかったのではないいだろうか?

第20期麻雀最強位 RMU福田聡プロ

更に、会場の麻雀CLUB NOBLEのオーナーであり、第20期麻雀最強位の福田聡プロから「自分もイベントに参加してもいいですか?」とのお申し出を受けた。
こうして、プロの方4名に支えていただく形でいよいよイベント開催月である、2021年12月を迎えた。