速報!2022年10月15日、とうとうトオラス初のリアルスタディツアーが始まりました!
スタディツアー初日21時よりハイブリッド対話会を実施しました!
リアルの参加者と、日本、世界各地からのオンライン参加者と、どこまで同一のトピックを共有できるのか、トオラスとして初の実験です。
広島県竹原市忠海港からフェリーで15分で今回の舞台大久野島に到着します。
大久野島は瀬戸内海に浮かぶ周囲4.3kmの小さな島です。多数のうさぎが生息していることから「うさぎの島」と呼ばれ、国内外を問わず多くの観光客が訪れています。
今回トオラスは、このうさぎ島がかつて殺戮のために使用された毒ガス製造の場として利用されたという、あまり知られていない事実を大久野島現地で約3時間のフィールドワークを体験した参加者それぞれの感想、思いの共有を受け、オンライン参加者が追体験、そこから学び合いを深めるというハイブリッド対話会を企画しました。
参加者は3時間島を歩き、島での毒ガス製造、日本が毒ガス使用を隠蔽していたという重い事実を目の当たりにし、心身ともに疲労困憊の中、滞在先の一室に集まりました。
オンラインからは、今回参加予定が家族の事情で不参加となったスイスのみーこの他、関東、関西、東北の参加者がそれぞれの場所からZoomで参加しました。
現地の参加者はそれぞれのスマホからZoomに参加し、チャットで対話を盛り上げました。
以下チャットより
「第一次大戦中に使われて大きな犠牲を出した毒ガス兵器は、ジュネーブ条約で戦争兵器として使われることは禁止されたが、第二次世界大戦で毒ガス兵器を使ったのは世界で日本だけ。」
「極東裁判のときに裁かれようと準備されていたのに、アメリカの国益のために追求されなかった。そのために、ベトナム戦争の際に毒ガス・化学兵器が大量に使用されたという事実」
「女子中学生たちは、自分たちのいのちを守るために1.5メートルの防空壕を自分で掘らされていた」
「毒ガスを原発・原爆にそのまま当てはめられると感じた。」
「ここで見聞きしたことは外で話してはならない、強い誓約を強要されていたということも衝撃だった。」
『「日本は過去に加害者だった」ではなく、それは今も続いている』
「日本政府は毒ガス製造そのものを認めていないので、記念館の資金もだしていない。同じ理由で、被害者の救済も補償も政府はしていない。その面において、原爆被害より悲惨」
非常に重い、とても考えさせられる内容でした。
できればリアルで参加したかったです。
でもオンラインでもリアル参加を追体験させてもらえました。
知ることがまずは最初の一歩。これから何ができるのか、引き続きみなさんと考えていけたらと思います。
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